分譲マンションの管理運営に大きく影響する区分所有法の改正を前に、NPO法人沖縄県マンション管理組合連合会は11日午後2時から、那覇市の県立博物館・美術館で改正法のポイントを解説するセミナーを開く。参加無料で、定員は先着80人。

 同法改正は23年ぶりで、2026年4月に施行予定。老朽化マンションの再生を促すため、建て替えに加え、建物一括売却なども所有者の4分の3以上の賛成で実行できるように緩和される。これに合わせて、管理組合が規約を作成する際の基本となる標準管理規約も見直される。
 改正に関する国土交通省の検討会委員を務めた佐藤元弁護士(横浜市立大学大学院客員准教授)が講師を務める。同連合会の坂本和人さんは「改正に準じて全管理組合が規約を改正する必要がある。早めの準備に役立ててほしい」と多くの参加を呼び掛けた。
 申し込みは同会ホームページ(HP)から申込書をダウンロードし、メールかファクス送信する。問い合わせは事務局、電話098(938)7300、HPはQRコードから。
 
(写図説明)セミナーの来場を呼びかける県マンション管理組合連合会の坂本和人理事長(右)と上原恒弘副理事長=9月25日、那覇市・沖縄タイムス社
区分所有法の改正でマンション管理セミナー 沖縄県立博物館・美...の画像はこちら >>
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