線路上の不具合で運行を見合わせていた沖縄県の沖縄都市モノレール(ゆいレール)は5日午前9時20分、全区間で運行を再開した。ダイヤの大幅な乱れが発生している。

 那覇市の奥武山公園駅では駅構内に「運行を再開いたしております。ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とアナウンスが流れ、到着した車両に続々と乗客が乗り込む様子が確認された。

モノレールが停止し改札に並ぶ利用者=5日午前9時8分、沖縄県那覇市の首里駅(金城拓撮影)

 モノレールは5日午前7時45分ごろ、那覇市の首里駅の線路上のポイント(分岐器)に不具合が生じたことが原因で、全区間の運行を停止していた。
 利用者にバス会社と連携して振り替え輸送を実施したが、通勤時間と重なり、SNSでは「復旧の目処が立たない」「混雑して駅から出られない」などの声が上がった。
 首里駅では振り替え輸送のバスに乗り換える人たちの長い列ができた。雨の日はバスではなく、モノレールを使用する浦添高校3年の後眞地(ついまじ)草汰さん(18)は1時間ほど首里駅で足止めされた。駅の改札前は乗車予定の人でごった返していたという。「遅延証明書がもらえるからまだよかったけど、いつものバスよりも時間がかかった」と苦笑いを浮かべた。
 運行再開から20分後の午前9時40分ごろ、奥武山公園駅には近くの高校に通う生徒たちが列をつくり、駅の職員から遅延証明書を受け取っていた。高校2年の女子生徒(16)は「古島駅に午前8時前に着いて、1時間くらい待った。モノレールが止まることはなかなかないのでびっくり。やっと再開してよかった」と話し、学校に向かった。
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