【名護】宜野座村との境の名護市久志の国道329号で落葉高木のトックリキワタ(アオイ科、旧パンヤ科)がピンクの花を咲かせ、ドライバーらの目を楽しませている。
 国道沿いには樹高約10メートル、8メートルの木が並んで立っていて、8メートルの木が開花していた。
5枚の花弁の直径は約15センチ。幹の根元が日本酒のとっくりに似ているのと実から綿が取れることから名付けられた。幹には鋭いとげがある。10メートルの木にはアオミオカタニシが微動だにせず、くっついていた。
 南米のブラジル、アルゼンチン原産のトックリキワタは沖縄では「南米ザクラ」とも呼ばれている。(玉城学通信員)
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