【愛知】全国の沖縄出身者が一堂に会する第17回全国沖縄県人会交流会が16日、愛知県豊田市の名鉄トヨタホテルで開催された。150人余が参加し、親睦を深めた。
(松川伸之通信員)
 交流会は全国の県人会の連携強化と、沖縄文化の継承・発展に寄与する目的で持ち回りで開かれている。
 第1部では、主催者の愛知沖縄県人会連合会の辺土名昇会長、来賓あいさつに続き、沖縄県の池田竹州副知事が「戦後80年の現状と未来」をテーマに講演。故郷沖縄の「今」と「未来」について深く掘り下げる機会となった。
 第2部の懇親会はオリオンビール広域営業部長の安藝孝さんによる乾杯の発声で幕を開けた。比嘉幸子琉舞道場の座開きの「かぎやで風」、愛知県在住の三線奏者らによる民謡演奏があった。
 与那覇政克withマミによる民謡ショーで盛り上がりは最高潮に。10団体が加盟する愛知エイサー協議会はエイサーの力強い太鼓の響きと華麗な演舞を披露。フィナーレのカチャーシーでは参加者が一体となった。
 次回幹事は川崎沖縄県人会(金城宏淳会長)。愛知沖縄県人会連合会の辺土名会長は「広島から受け継いだバトンを無事渡すことができた。安心して眠ることができそうです」と語った。
全国の沖縄県人会が愛知・豊田市に集結 交流会で琉舞・民謡・エ...の画像はこちら >>
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