お笑い芸人の寺田寛明(33)が14日、都内で行われた自著『故事成語 ツッコミ辞典』(講談社)の出版記念イベント前囲み取材に出席。ピン芸人日本一決定戦『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』決勝でともに戦った、サツマカワRPGとトンツカタン・お抹茶がゲストとして駆けつけた。


 今作は『R-1グランプリ2023』で評価されたネタ「ことばレビューサイト星1」が、フルカラーの美しいビジュアル絵本化されたもの。現役塾講師としても働く寺田が、中国の昔話からできた教訓「故事成語」に辛辣なツッコミを送る。

 寺田は「当初は、文字の本で出そうとしていた」と告白。「ネタのスライドみたいにレビューを書くというものを70個作ったんです。でも、文字にしたらレビューが強すぎて怖いという話になりまして、絵本になって“9個”になりました」と経緯を説明した。“9個”を強調する寺田にお抹茶は「でも、続編ができる」と励ましの言葉を送り、場を和ませた。


 今作の帯には、寺田が憧れるバカリズムからのコメントも掲載。「夢がかなった気がしてうれしい」とほほ笑む寺田は、バカリズムの「星4つ」という評価について「満点よりリアル。もっと頑張れよって意味だと受け取っています」と今後の更なる活躍を誓った。

 寺田を囲み、場を盛り上げていたサツマカワとお抹茶だが、サツマカワは「事前にいただいたのですが、読んでいません。写真だけ撮りました」、お抹茶も「電車で読もうと思ったんですが、派手すぎるなと」と呼んでいないそう。それでもお抹茶は「星5つ」と評価。
サツマカワは「僕は星100。やっぱり寺田寛明ってすげえおもしろいやつなんで」と大声で叫び、並べてあった著書をなぎ倒し、寝転がる“大暴れ”。「こういうのはバズった方が良い」と報道陣の写真撮影タイムを設け、盟友の著書のヒットを願った。