先ごろ、女性らしいボディラインと健康的な筋肉の美しさを競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン(BBJ)』が開催された。5ヵ月で10キロ減量した会社員の茂木はづきさん(36/取材時)は、今回がコンテスト初挑戦。
170センチの長身、ウエスト52センチのキュッと絞った自慢のくびれを披露した。

◆5ヵ月で10キロの減量に成功 異性からも「スタイルが良いですね」と声をかけられる

――ダイエット経験はありますか?

【茂木はづきさん】 大学生の時に、食べないで減量するダイエットをしたことはありますが、トレーニングはこれまでほとんど未経験です。ボディメイクでスタイルを整えるのは今回が初めてで、コンテスト出場も初になります。

――ボディメイクをしようと思ったのは、スタイルにコンプレックスがあったのでしょうか。

【茂木はづきさん】 コロナ禍で運動の機会が減って、ベスト体重よりかなり太ったことがきっかけでパーソナルトレーニングを始めました。いまと体重10キロ違います。
そこから5ヵ月で10キロ落としました。

――周りの人にスタイルが変わったことは気づかれますか?

【茂木はづきさん】 友人に会うたびに「身体が絞れたね」と言われます。自分だと日々のことなのであまり変化がわからないのですが、他の人の声で実感することができます。そうした声がもらえてうれしいです。

――印象に残っている嬉しかった言葉はありますか?

【茂木はづきさん】 「顔が小さくなったね」と女性からうらやましがられました。一緒に写真を撮る時に、「顔が小さいから隣に並びたくない」と言われて(笑)。
元同僚の結婚式で1~2年ぶりに会った人たちには、すごく変わったと驚かれました。異性から「スタイルが良いですね」と声をかけられたり、トレーニングのことを聞かれたりすることもあります。

――いまはスタイルにコンプレックスがありますか?

【茂木はづきさん】 まだ下半身が太いので、もうちょっと絞りたい。でも、以前よりはだいぶ服のサイズも変わったので、少しずつスタイルが変わってきているのは実感しています。

◆大好きなお酒を控えるのが辛かった…ウエスト52センチのキュッとした美くびれが自慢

――自慢のボディパーツを教えてください。

【茂木はづきさん】 キュッと絞れたくびれですね。
いまウエストが52センチ。だいぶがんばりました(笑)。けっこう細くできたので、そこがうまく伝わるように見せられたらいいなと思います。

――いまの課題はありますか?

【茂木はづきさん】 下半身です。もともとバレーボールをやっていて、太ももに筋肉の張りがあってかなり太いです。上半身とのバランスが取れてなくて、しっかり絞っていかないといけないと思っています。


――過去に傷ついたり、悔しいかったりした言葉はありますか?

【茂木はづきさん】 背が高いので、筋肉がついて横に大きくなると、「身体がすごく大きいよね」と言われて…その言葉が嫌でした。でも、細くなると「モデルみたいだね」と言葉に変わるので、それはボディメイクのモチベーションになっていたかもしれないです(笑)。

――ボディメイクが日常生活のプラスになっている面はありますか?

【茂木はづきさん】 人の視線を気にするようになったことですかね…。食材や食事内容に悩んだ時に、身体に良いヘルシーな食べ物を選ぶようになりました。その視点が変わったのは、今後の健康を考えても良かったと思います。

――ボディメイクがつらい時もありますか?

【茂木はづきさん】 食事制限で食べられるものが限られるのと、大好きなお酒を控えていたので、それがつらかったです。
でも、「食べたい」「飲みたい」を我慢することで身体にも変化が表れ、それをモチベーションにがんばれました。もっと自分の身体が好きになれるようになりたいです。

(文/武井保之)