第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。
連続テレビ小説への出演は『とと姉ちゃん』以来、2回目の平田が演じる武井判事は、寅子の父・直言も被告人となっている「共亜事件」の裁判で、裁判長を務める判事。
■コメント
武井判事を演じました平田です。お話を頂いた時、裁判官の役と伺ってとても緊張しました。普段、吹き替えやアニメでやっているキャラとは180度違うので、台本を頂いてまず思ったのは『染み着いた海賊臭を消さねば』でした。聞くところによりますと、海賊臭を放つ女中さんも出ている様なので、爽やかな朝のお茶の間が潮臭くならない様、祈っております。
撮影現場では、昔からお世話になっている磯部勉さんに色々教わり、また小林薫さんにも大変なところで助けて頂きました。初回から楽しく観させて頂いております。
寅子の活躍を皆さんと一緒に、そしてたぶん無いとは思いますが、この先、女中の稲さんが被告にならない様、見守りたいと思います。