BS朝日『サウナを愛でたい』(毎週月曜 後10:30)では、27日と6月3日の放送で、HUBHUB下北沢を舞台に、中川翔子清水みさとが共演を果たす。

 5つのサウナ室があり、それぞれ別々の温度、湿度、気流を体験することができ、どのサウナ室でもセルフロウリュが可能となっている。


 世はまさにサウナブーム。次々と話題のサウナが誕生し、“サウナハット”などのヒットアイテムも生まれている。サウナ施設の熱波師も、その技に注目が集まるなど、日本のサウナはまさに黄金時代が到来。そんなサウナの魅力を伝えるべく、2020年4月に同番組がスタートした。音楽業界きってのサウナ好き・ヒャダインと、サウナ界のレジェンドで名言「ととのった」の生みの親・濡れ頭巾ちゃんが各地のサウナ施設を巡り、施設で働く人や利用者とのふれあいなどを通じて、全国津々浦々、1万軒以上あるともいわれるサウナ施設の「個性」をあの手この手で愛でてきた。

 収録を終え、リラックスムードの2人に話を聞いた。


――収録を終えた感想

清水みさと
とにかく、スペシャルなサウナが5つそろっていて、本当に全部が初めての体験になるようなサウナだったんで楽しかったですし、アンドレナリンが今も止まらない状態で、気持ちいいが続いています。

中川翔子
めっちゃくちゃ楽しかったです。憧れの番組で、存在は知っていて、サウナブームを引き起こした番組だと思っています。あと、女神様(清水)にお会いできたのも初めてなのに、楽しすぎちゃって。芸能人生で、こんなにドすっぴんでもうぐちゃぐちゃになって気持ちいい100%で(笑)。お仕事という線引を超えちゃって。
本当に水風呂好きになれて、サウナ好きになれて良かったなと、心から思いました。

私はまだ初心者で、水風呂克服できたのが去年からでして。きょうは、全然顔つきが違うサウナたちが…。最初と最後の子がドSなんですよ(笑)。たまらなかったです。オラオラって感じで、めちゃくちゃロウリュがバーンって来るのに、ふわってハーブの優しい香りで…メロメロですね、落ちました。
もう恋をしました。

清水
サウナって、こんなにまだまだ面白いものあるんだと思いましたよね。

中川
女神は百戦錬磨ですよ。

清水
もうすごかったです。本当になんか、あのー、蒸気ひとつで、こんなにいろんな形を作ることができるんだなと。本当に、中川さんがおもしろすぎました!本当に感受性が豊かすぎて、なんかその表現あるんだっていうのが勉強になりました。


中川
本当においしいものを食べた時に、食レポを勝手にしたくなっちゃう時みたいで、気持ち良すぎて、脳が開いてくれちゃうからか、語彙が出てきちゃう気持ちが味わえました。

清水
中川さんとは初対面でしたけど、8年前からの親友くらい、ものすごく2人でしゃべっていました(笑)。

中川
女神様も、けっこうドSで、最後のめちゃくちゃ熱い、うわーってなるぐらい、動くともっと熱いのに、追いロウリュをシームレスでやるから、ギャーってなりました(笑)。すごく楽しかったです。いつもの私は、悩んだり人見知りしちゃったりするのですが、サウナのおかげで、自分と向き合うことができたり、デジタルデトックスできて助かっているのですが、きょうは本当に全部の殻を脱いで、めちゃめちゃ楽しかったし、仲良くなれたし、気持ちいいしかないっていう、心の叫びがそのまま全部出ていました。

清水
本当にその通りです。
気持ちいいがずっと続いていました。

中川
私が雨女すぎて、きょうも外で涼むパートがあったので「なんで雨なんだ!」と思ったのですが最高でした!ご褒美、天からのご褒美でした。

清水
恵みの雨でした!雨ってこんなに喜びを与えてくれるんだっていうのを、自然が私たちに教えてくれたなっていうくらいでした。全天候を遊びに変えることができるのがサウナの良さだと思うので、それをまたこうやって楽しみながら入れるのも、ここのサウナのひとつだと思います。黙浴みたいな感じのサウナ施設もありますが、ここはおしゃべりしてもいいところで、人とつながる場所って、やっぱりサウナだよなと改めて思いました。すごく良かったです。


――お2人にとって、サウナを一言で表すとしたら?

清水
自分を気持ちよくする場所ですかね。自分は常に気持ちよくいたいと思っているのですが、サウナに来ると、本当にいろんなもの手放すことができるんです。余分なこともなくしていけるし。汗かいたら、体から汗出てるのと同時に、見えないけど、自分の中の方も全部浄化されていく気がして、そういう意味でも洗い流されて、気持ちよさを自分で作っていくことができる「製造所」みたいな感じがして、大好きです。

中川
私は初心者ではありますが、サウナに来ると、リセットできるんです。体も心も疲れたりとか、追い込まれる時ってあると思うのですが、サウナに来ると全部手放して、裸で体育座りで自分と向き合うことができて「なんだ大丈夫じゃん!」みたいに、水風呂入って、カッーってなって、出る時には気持ちいいってなって。人生ってリセットできないはずなのに、サウナのおかげで「悩んでいたことなんだっけ」ってなっちゃって。向き合って、解放されて笑顔で出て来ることができるので、前より強くなっているんですよね。

こんなちゃんとリセットできる空間があったんだと思って。水風呂解禁以降、塗り替わった感じがしました。食洗機を導入した時とかみたいに、それ以前どうやっていたのかみたいな。それぐらい、水風呂の革命があったので、なんか落ち込んだなとか、なんかもう疲れて無理だなみたいな時は、サウナ行けばいいじゃんって、それを明確に知ることができたから本当に良かったです。最強の味方というか、場所を手に入れた感じがします。もう、人生が大丈夫って思いました。

――見どころについて

清水
全部見てほしいのですが、特に見ていただきたいのは、中川さんがサウナを擬人化して恋していく様子です(笑)。中川さんは「自分は初心者で…」とおっしゃっていますが、きょうご一緒していて、好きになるって、その年月などいろいろありますが、そういうことは本当に取っ払うものだなと改めて思ったというか。年月とかじゃなくて、どうサウナと交えるかみたいな。その交わった時の深さこそ、やっぱりサウナの愛情だと思ったので、長く入っているから愛が深いではないっていう、それを見てほしいです。単純におもしろいです(笑)。

中川
最後のサウナは「しごでき(仕事ができる)」感があるといいますか。「単刀直入に言うから、はい!」みたいなハイパワーで(笑)。その後の水風呂のキンキン感、外気浴での恵みの雨…みたいな!あとは女神が今言ってくれたように、どのファンの界隈も「先輩が怖い」みたいな空気ってあるじゃないですか?サウナはそうじゃなくて「みんなおいで!ととのおう!」みたいな、オープンマインド感がやさしくて。「サウナの世界、もっと好き!」ってなりました。それがうれしかったです。

――サウナ友達に?

中川
恐れ多いですが…。

清水
ぜひぜひ!

中川
サウナ行ってから、おいしいもの食べませんか?

清水
それやりましょう(笑)!

中川
それで「やせたいー!」って言いたいです(笑)。恐れ多いですけど、きょうは先輩と一緒に、3セット目ぐらいからバーンって入ることができて、これだよって思いました。人生初のサウナ友だち、うれしいです!

清水
私もうれしいです!

中川
LINE聞いちゃいます(笑)!