登山家・野口健氏(51)が28日までに自身のXを更新。中国籍の20代男性が富士山で、2度にわたって遭難し、救助されたことについて言及した。


 報道によると、大学生は22日に富士山頂付近で登山アイテムを紛失したとして下山できなくなり、山梨県の防災ヘリコプターで救助されていた。だがその後、置き忘れた携帯電話などを回収するため、再び単独で登山し、27日に静岡県警の山岳救助隊に救助されたという。

 このニュース記事を引用する形で野口氏は「救助隊はこの男の生命を助けたが、しかし、この男のメンタリティーはもはや救いようがない。あまりに愚か」と男性の行動を非難。「救助費用を請求するべき」と持論を展開した。

 野口氏は続けての投稿で、自身も過去に標高8163メートルのネパール・マナスル峰登山中に呼吸困難となり、ヘリで病院に搬送された経験を説明。「自分で加入した保険にて支払いました。山岳保険、かなり高いですが、当たり前ですが払った上で山に登っています。人様のお国の山に登らさせて頂いているわけです。ネパール人の税金で助けてもらうわけにはいきません」と記した。
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