原作は、ベストセラー作家・知念実希人氏の『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ。
第3話で鷹央が挑むのは、密室空間である手術室で発生した麻酔科医殺人事件。この手術室では直前まで、緊急入院した鷹央の姉・天久真鶴(佐々木希)のオペが行われていたが、事件発生時には被害者の麻酔科医・湯浅春哉(馬場徹)以外、手術スタッフは全員退出済み。つまり、現場に居合わせたのは、手術を受けた直後の真鶴のみだった。
湯浅が真鶴に好意を寄せていたという痴情のもつれが疑われる事実も相まって、真鶴に嫌疑がかかる。ところが、手術室の監視カメラ映像には、殺される直前に見えない誰かと争う湯浅の姿が記録されていた。しかも、その正体は院内で最近噂になっていた透明人間ではないかという証言も浮上。捜査は混迷を極めていく。
犯人は本当に真鶴なのか。真相を求め、小鳥遊とともに立ち上がる鷹央。しかし調べれば調べるほど、闇の新真実が矢継ぎ早にあらわになる。