“世界記録更新中”『徹子の部屋』50年目深掘りSP　第1回目のゲストから名優＆スターたちの秘蔵映像公開

1976年2月2日にスタートして以来、“テレビ界のレジェンド”黒柳徹子が各界の著名人、時の人、話題の人を迎えてトークを繰り広げてきた『徹子の部屋』。同一司会者によるトーク番組の最多放送回数世界記録を更新し続け、今年2月、放送50年目に突入した。その節目を記念して、きょう7日午後7時から『徹子の部屋50年目深掘りSP 第1弾 名優＆スター編』を放送する。 スタジオには黒柳のほか、“SPサポーター”として昭和の俳優をこよなく愛するマツコ・デラックスを迎え、1万2500回を超える過去の放送の中から選りすぐった名優＆スターたちの秘蔵映像を振り返っていく。大竹しのぶ、鈴木京香ら豪華ゲストも登場する。 『徹子の部屋』の記念すべき最初のゲストは、黒柳が演劇界の大先輩として慕っていた森繁久彌さん。当時はスターがテレビ番組で素顔を見せることなどほとんどなかった時代。しかし、黒柳のためならと、数多くの人気者が出演してきた。 今回の『50年目深掘りSP 第1弾』では、そんな大スターたちの貴重映像をたっぷり振り返っていく。高倉健さん、石原裕次郎さん、渡哲也さん、田村正和さん、松田優作さんなど昭和の銀幕＆テレビを彩った名優たちの素顔を紹介する。 マツコは渡さんとのトーク中に黒柳が見せた“乙女な表情”に注目し、「徹子さん、渡さん（がゲスト）のとき、ほかの人とちょっと反応が違うんじゃない？“好き！”っていう顔してたわよ」と指摘。「徹子さんって無骨な感じの人が好きなのね。それ、私とけっこう似てる！」と好みのタイプが同じだと話すと、黒柳は「あなたと取りっこしないでよかったわ（笑）」と笑みをこぼす場面も。このほか、寺尾聰、水谷豊ら、今なおエンターテインメントの第一線で輝くスターたちの若かりし頃の面白トークも展開する。 続いて、夏目雅子さん、大原麗子さん、野際陽子さん、太地喜和子さんら伝説の女優たちの名場面も大特集。さらに、世の女性たちの憧れを集め続ける吉永小百合、岩下志麻、桃井かおり、浅野ゆう子らの意外なトークや、今をときめく阿部寛、小栗旬、大泉洋、内田有紀、常盤貴子らの初々しい初登場回もひも解いていく。 そして、1978年に初登場して以来、これまで約20回『徹子の部屋』に出演しているスペシャルゲスト・大竹しのぶを迎える。1981年、24歳のときのVTRを見た大竹本人は、若かりし頃の自分のおっとりしたしゃべり方に「ぶりっこしてるわけじゃないんだけど…張り倒してやりたくなりますね」と、自分でイライラ。そんな大竹を、マツコは「ぶりっこじゃなくて、あれは“恐怖”よ（笑）。すごい生物を見ているなって感じ。徹子さんと大竹さんは、（2人とも）現代では見つからない類（たぐい）の生物なのよ」とバッサリ。大竹のことを「天然記念物」と評する場面も。 今回は、大竹が「ぜひ見たい！」とお願いした、『徹子の部屋』VTRも公開。大竹がリクエストしたのは越路吹雪さん、高峰秀子さん、美空ひばりさんの3人。越路吹雪さん出演回の映像は、越路さんの遺品整理の際に見つかった貴重なもの。そして美空ひばりさんが『徹子の部屋』に出演したのは、生涯でただ1度きりと、まさに超貴重回。ひばりさんの気取らないトークと黒柳のリアクションに、一同爆笑する。 さらに、鈴木京香をゲストに迎えたコーナーでは、鈴木の名場面を振り返る。鈴木は2009年、41歳のときに初出演して以来、計3回出演しているが、黒柳がお気に入りなのが、鈴木の“砲丸投”のフォーム。実は中学時代、“陸上三種競技A”という種目に打ち込み、砲丸投も練習していた鈴木。初出演時にそのフォームを披露して以来、出演するたび黒柳にリクエストされてきた。徹子お気に入りの砲丸投フォーム、はたして今回も見せてくれるのか。 そして、鈴木が見たい『徹子の部屋』VTRも公開。鈴木はNHK連続テレビ小説『君の名は』（1991年）で共演し、今年3月、惜しまれつつ世を去ったいしだあゆみさんや、同じく『君の名は』で共演した樹木希林さん、憧れの先輩だという京マチ子さんの3人の映像をリクエスト。鈴木は「本当にかっこいい女性でした」といしだの思い出を語るほか、『君の名は』最後の撮影で樹木からもらったメッセージなど忘れられないエピソードを打ち明ける。