2023年に初演を行った今作は、幽霊となったアダム(勝地)&バーバラ(愛加)夫婦が、が自分たちの家に引っ越してきたチャールズ(吉野)と後妻のデリア(瀬奈)、娘のリディア(清水/山崎)をあらゆる手段で追い出そうとすることから始まる物語。2人が死後の世界の厄介者でバイオエクソシストのビートルジュース(ジェシー)に協力を求めたことをきっかけに巻き起こる波乱を、コメディーの奇才と称される福田監督の演出で上演する。
フォトコールでも、初演時からさらにパワーアップして暴走が止まらないビートルジュースを熱演したジェシー。囲み取材前にも「ビートルジュース役をやらせていただきました、オレンジジュースです」とお決まりのあいさつボケを決め、笑いを誘った。
そして、再演についてジェシーは「うジェシかったです」とにっこり。「全国の皆さんに見ていただきたい気持ちがありまして、また2年ぶりに再演が決まりまして、僕はやり続けていきたいので、決まってうれしく思いました」と声を弾ませた。
福田氏いわく、公演中に再演の話があったそうで「(初演が)終わって1週間後、ジェシーが飲み会に招集し『日本全国の皆が見るまで僕はやり続ける』と酔っぱらって言っていました」と告白。今年も、今後のスケジュールをすでに聞かれたといい、開幕前に再々演への期待を残した。
きょう9日から28日まで東京・日生劇場、6月4日から29日まで大阪・新歌舞伎座で上演する。