今作は『君の膵臓をたべたい』で知られる住野よる氏の同名小説を映画化。
W主演を務める奥平は『MOTHER マザー』(2020年)にてスクリーンデビューを果たし、「日本アカデミー賞」など数々の映画賞にて新人賞を総なめし、その後も話題作に立て続けに出演。1月クールのTBS日曜劇場『御上先生』でも話題となった。引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を演じる。出口は、底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う三木直子(通称:ミッキー)を演じる。出口は、モデルとしての活躍のみならず、映画『赤羽骨子のボディガード』(24年)など、俳優としても活躍の場を広げ、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞している。
さらに、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称:ヅカ)を佐野晶哉(Aぇ! group)、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称:パラ)を菊池日菜子、内気で控えめな性格で、突然学校に来なくなる宮里望愛(通称:エル)を早瀬憩が演じる。『カランコエの花』(18年)、『少女は卒業しない』(23年)などを手掛けた新進気鋭の中川駿氏が監督を務める。
今回公開されたのは、5人が演じるキャラクターのビジュアル。それぞれのポスターには、各キャラクターの日常の一コマを切り取ったような繊細な表情の写真とともに、いつもは秘めている内なる想いを表した劇中のせりふも。京は「ただのクラスメイトで良かった」、ミッキーは「自分はヒーローなんかじゃない」をはじめとして、各キャラクターの“二面性”が垣間見えるせりふと、それぞれ異なる記号が印象的なビジュアルとなっている。