本作の主人公は、2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂。
■第7話のあらすじ
いつものように坂上(田中美佐子)の家を訪れた詩穂(多部未華子)は、調味料棚に何本も並ぶ醤油を見つけて驚く。特売でうっかり買ってしまったと話す坂上に、詩穂はどこか違和感を覚える。
そんなある日、詩穂は中谷(ディーン・フジオカ)と立ち寄ったスーパーで、坂上が万引き疑惑をかけられ騒ぎになっているところに遭遇する。声を荒げて否定する坂上を心配した詩穂たちは、坂上を家まで送り届けることに。同じ話を繰り返し、短時間で感情の浮き沈みが激しい坂上に、詩穂たちは困惑する。そこへ、坂上の一人娘・里美(美村里江)が訪ねてくる。坂上の症状から“認知症”を疑い、病院へ連れていくべきだと提案する中谷。他人に介入されることを嫌がる里美から、もう家には来ないでほしいと言われるも、詩穂は頑なに拒否する。
一方、量平(川西賢志郎)の転勤が決まった長野家では、礼子(江口のりこ)がこれからの家族のあり方について思い悩んでいた。