舞台『フラガール-dance for smile‐』のけいこ場公開・合同取材会が8日、都内で行われ、主演の丹生明里をはじめ木崎ゆりあ(崎=たつさき)、菅原りこ、映梨那、中村里帆らが登場。報道陣の前でフラダンスのけいこを公開した。

 けいこで2曲のダンスを披露したあとに行われた取材会では、舞台初主演でフラガールのリーダー・谷川紀美子役を演じる元日向坂46の丹生が「個人的には6年ぶりの舞台でとっても緊張したのですが、『フラガール』という作品はとってもパワーをもらえる作品なので、紀美子を演じさせていただくことができて本当に光栄です。精一杯演じて、皆さんに元気を与えられるように頑張りたいと思います!」と意気込み。

 初挑戦のフラについて元SKE48およびAKB48の木崎は「振りをそろえるっていうのはもちろん、やっぱり気持ちをそろえるっていうのが大事だなと思っています。グループにいた時もね、みんなが同じ気持ちで同じステージに立つっていうことと一緒で、フラも山を守りたいっていう気持ちと、フラがこんなに楽しいんだっていう気持ちを込めながら、みんな同じ気持ちで踊ることを意識しています」とグループ時代との共通点を語った。

 また元NGT48の菅原は「おけいこ初日の時は、結構大丈夫なんじゃないかなって思ってたんですけれど、2日目あたりからもう足にきて(笑)。もうこれは筋肉痛になるしかないなと覚悟を決めて、そこからみんなで一緒に頑張って積み上げてきました。とってもいい踊りとなっておりますので。皆さんぜひ楽しみに待っていてください!」とアピールしていた。

 本作は、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞や第80回キネマ旬報ベストテン第1位など、数々の映画賞を受賞した映画『フラガール』(2006年公開)の舞台化作品。5月22日~6月2日まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演される。

 物語の舞台は昭和40年の福島県いわき市。エネルギー革命によって炭鉱の町が衰退していく中、未来を切り開くためフラダンサーを目指す少女たちの奮闘を、笑いと涙、感動とともに描く。

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