8人組ダンスボーカルユニット・ICEx(アイス)の志賀李玖が主演を務める、BS12トゥエルビドラマ『六月のタイムマシン』(毎週日曜 後9:30)の第2話が、11日に放送される。それに先立って、同話のあらすじと場面写真が公開された。


 原作は、推理型体験ゲーム「マーダーミステリー」の人気作『八月のタイムマシン』(秋口ぎぐる・森川秀樹/グループSNE)。マーダーミステリーとは、参加者が登場人物となり話し合いながら、事件の解決を目指す「人狼」と「即興劇」が融合したような多人数参加型の推理ゲーム。「リアル脱出ゲーム」「人狼ゲーム」に続く、国民的ゲームとして注目を集めている。今作ではスマッシュヒットした原作ゲーム『八月のタイムマシン』から設定やキャラクターを大胆に変更。プレイ経験があってもなくても楽しめる新たな謎解きドラマ『六月のタイムマシン』として生まれ変わった。

 物語の舞台は90年代の田舎町。主人公・柏木蒼(志賀)のもとに兄・琉青(松本大輝)から「今夜、直墨が殺される」という衝撃の電話がかかってくる。待ち合わせ場所の喫茶店には、琉青から呼び出された4人の幼なじみも顔をそろえていた。琉青がタイムマシンを起動したことにより、直墨殺害事件が起きる当日の朝に6人はタイムリープした。1日を繰り返し、仲間である直墨の死を回避し、事件の真相を解明しようと奔走する。しかし、タイムリープを重ねるうちにさらなる謎が渦を巻いていく。仲間を信じるべきか、6人の中に犯人がいるのか。
事件は、予想外の展開を迎える。

 お祭りの会場で殺されるはずの直墨(志田原泰輝)が、自宅の洋館で息絶えていた。壁には「ヨンカイデシツギオレハズ」という謎のダイイングメッセージが残されていた。予想外の悲劇を目の当たりにした蒼と桃花(小浜桃奈)は、地下室にあるタイムマシンを起動させることを決意した上で、まずは「直墨が殺される理由」についての調査を優先させることに。一茶(八神遼介)とも合流し、町の関係者たちへの聞き込みを始める。
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