同作は、金も無ければ仕事も無い、元児童養護施設職員のアラフィフ男・赤山誠司(桐谷)が、夢を失くしたかつての教え子たちとともに、腐った巨大権力相手に痛快な復讐劇を繰り広げる。
何者かに襲われ、20年後に目を覚ました赤山が、樋口ゆかり(長濱ねる)らかつての教え子たちと再会。一方で、謎めいたキャラクターが暗躍し、ストーリーは予測不明。伏線も散りばめられ、考察も盛り上がっている。
第4話では、ドリームグループ会長の若王子公威(北村有起哉)には、東都テレビの政治記者・西郡十和子(板谷由夏)がインタビュー。「若者が生きにくい現状をどう受けとめているか?」と聞かれ、それまで真剣な顔だった若王子が録音を止めて一転、満面の笑み。「しょーがないじゃん!」と切り出すと、一気にまくし立てた。
「だってさ、この国に未来ないよ。子どもは生まれないわ、ジジババはどんどん増えるわ、イノベーションは起きないわ、非正規雇用で人件費削られまくりだし。若い人さ、そりゃ生きられないよ。でも、皆さ、声をあげないのがいいよねー。ハハッ、いやこれこそね、教育の成果だよ、賜物だよ。
このシーンは、ドラマ公式SNSでも公開。若王子は怪しげなキャラクターとして描かれているが、視聴者からは「若王子、ま、言ってることはあってるw」「いや~目が覚めるセリフでしたね」「若王子、ここで言ってることは間違ってない」「十和子もあまりの声の大きさと、威圧感に圧倒されている。でも新聞記者として何ひとつ反論出来ない。何故なら言っている内容にほぼ間違いがないからだ。たとえ反論しても、何倍にもなって返ってくるのは目に見えている」など、感想が寄せられている。