同書は、小説誌『小説新潮』で連載されていた全29編のエッセイ『全部お前が悪い』を一冊にまとめた自叙伝的作品。常に泥酔状態で7回クビになった父・キンゴや、北海道・留萌での破天荒な少年時代、熊谷での一人暮らし、東京で出会った奇人たち、さらには「ゲロ吐くほどモテたくて始めた」というバンド・ロマンポルシェ。のエピソードまで、掟の実体験に基づいた“ダメすぎる”思い出がユーモラスにつづられる。
2018年に刊行され5刷のヒットとなった『男の!ヤバすぎバイト列伝』の前日譚とも言える内容で、掟自身が手がけた挿絵も見どころ。1980年代~90年代の“バカバカしくてデタラメな青春”を、唯一無二の語り口で描く一冊となっている。
リットーミュージックのECサイト『T-OD』では、同書とオリジナルTシャツがセットになった限定商品も販売。予約受付は6月4日午後11時59分までで、発売日以降順次発送予定。Tシャツは書籍表紙をモチーフにしたインパクト抜群のデザインで、ライトブルーとライトイエローの2色展開となる。