オリンピック3大会連続メダルという偉業を成し遂げ、昨年には“パリ五輪No.1キャスター”との呼び声も高かった元卓球日本代表・石川佳純(32)が、11日放送のMBS・TBS系『日曜日の初耳学』の人気企画「インタビュアー林修」に出演。現役時代の驚きのエピソードをはじめ、野早矢香が恋愛エピソードを赤裸々暴露する。


 パリオリンピックで中継キャスターを務め、中国語も駆使した的確な選手インタビューで注目を集めた石川。その反響は、「パリ五輪で最も印象に残ったキャスター/アナウンサーランキング」で1位に輝いたほど。

 トークではまず、そんな石川が「(現役時代とは)違う人生のような感じ」という現在に注目。ドラマ『やまとなでしこ』にドハマりしているという石川が楽しんでいる“やまとなでしこごっこ”とは。料理やゴルフ、スキー、スピニングバイク……と、現役時代にはできなかったことにハマる日々を語るほか、話題となった中国語も披露。さらに、現役時代の良き先輩であり良きライバル、平野早矢香がリモートで登場。石川の“面食い”エピソードをぶっちゃける。

 ロンドン・リオデジャネイロ・東京と、オリンピック3大会連続のメダル獲得という偉業にもフォーカス。卓球を始めてわずか3ヶで「全日本選手権」バンビの部・県予選で準優勝するなど当初からその才能を遺憾なく発揮し、“逆転の石川”とも呼ばれた。その原点には、幼少期の家庭教育で培われた“負けず嫌い”の性格があった。 

 本人の口から明かされる“勝ち”へのこだわり、そして、シングルスでは大会出場権を争う仲でありダブルスではペアにもなるライバルたちへの複雑な思い。練習仲間や学生時代の監督、そして石川を幼い頃から支えてきた母・久美さんからもとっておきの“負けず嫌いエピソード”が飛び出す。


 さらに、7歳当時の石川が見事なコントロールを見せる貴重な試合映像が公開されるほか、石川が世紀の大逆転劇を成し遂げた16歳時の「世界選手権」も振り返る。ロンドンオリンピックで日本卓球界初のメダルを獲得した当時の「球がゆっくり回転して見えた」という無敵エピソードには林修も驚愕する。

 そして明かされる、現役時代にたった1度、“卓球をやめようと思った日”のこと。自分を信じ、世界のトップ選手と戦ってきた石川が卓球人生で一度だけ口にした弱音。それを受け止めたのは母・久美さんだった。当時を振り返る久美さんの言葉を聴きながら、石川の目に涙が。また、2023年、全日本卓球選手権で3位という好成績を残しながら引退を決めた当時の心境も打ち明ける。そして今、セカンドキャリアとして行っている「47都道府県サンクスツアー」、今後のキャリアについて。卓球界のレジェンド・石川佳純のこれまでとこれからに深く迫る。
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