同番組は、普段からあらゆることに興味津々なMCの佐久間と日村が「いま日本中で推されているもの」がなぜそこまで推されているのか、自由に調べて、聞いて、時には脱線しながら世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ“推しトークバラエティー”。
全国に44店舗を構える「ラーメン二郎」は、メディア取材ほぼNGにもかかわらず、つねに大行列ができるほどの熱狂的信者を生むデカ盛りラーメン屋。一時期、週3日は二郎に通っていたという“ジロリアン”(二郎愛好家)の佐久間は、二郎の食券札を見るなり「三田本店のヤツね!!行ったよ!120分待ちました」と反応。続けて「三田本店はおいしさのバロメーターがマジでちょうどいいんですよ。うまい!うまい!うまい!みたいな」とおいしさを熱弁した。
そんなラーメン二郎、「コール」と呼ばれる独自の注文方法でも有名。「ニンニク」や「マシマシ」といった独特な注文があるため、初心者からはハードルが高いと思われがちだが、佐久間は「ラーメン界のオートクチュールですから」と称賛する。
推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、ラーメン二郎が好きすぎて“ジロリアン”をリングネームに付けてしまったというボクサーのジロリアン陸。ラーメン二郎三田本店の近くにキャンパスを構える慶應義塾大学出身で、ラーメン二郎についての論文も執筆したというコピーライターの近藤氏の2人を迎えた。
ファミリーレストランなどの飲食チェーンや、ラーメンの系列店などでは、全店共通の同じ味が提供されることが普通だが、ラーメン二郎の場合は店ごとに味が異なっているのが特徴。近藤氏によると「同じ店でも時間・日によって味が違う」とのこと。日村は「それがいいの?逆に」と驚きを見せる。
チェーン店ではあり得ないはずの味のブレだが、これこそがラーメン二郎の店舗すべてに行列ができる理由だという。近藤氏は「“ラーメン二郎はアイドルグループ”。44店舗味が違うから推し麺ができます」と語る。ラーメン二郎のファン同士は互いの“推し麺”を紹介し合ってから、食べに行く先の店を決めることが多いというか。佐久間は、ラーメン二郎きっかけで親交を深めたという声優の小野賢章氏とよく食べに行くそうで「じゃあ、きょうどこいくって話して。今日は俺の推しのとこ行くかって話して」と、ラーメン二郎のファン同士ならではの会話を繰り広げていることを明かした。
“おしつじ”の2人が厳選したラーメン二郎の店舗も紹介。近藤氏のおすすめは「ラーメン二郎 札幌店」。北海道ならではの新鮮な食材のおいしさが味わえるだけでなく、焦がし油を使った香ばしいスープも特徴とのことで、佐久間も「行ったことない!うまそ~」とかなり気になる様子。
最後には、本物の“できたて二郎”が2人の前に降臨。「ラーメン二郎 大宮公園駅前店」店主にスタジオで自分好みのフルオーダーラーメンを特別に作ってもらうことに。佐久間は当然大喜びで、日村も「うんめ~。うんまい!」と絶賛していた。
次回17日放送の同番組は、フワフワモフモフの大型犬「サモエド」を深掘りする。