『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』井内悠陽＆酒井大成、インタビューでわちゃわちゃ　ねっとりトークに笑顔

スーパー戦隊“VSシリーズ”第31作目となるVシネクスト『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』が5月1日から新宿バルト9ほかで期間限定上映、10月29日にBlu-ray＆DVDが発売される。放送を終えたばかりの『爆上戦隊ブンブンジャー』と今も根強い人気の『王様戦隊キングオージャー』が夢の共演を果たし、届け屋と王様の“バクアゲ”なコラボが誕生した。ORICON NEWSでは、『爆上戦隊ブンブンジャー』範道大也／ブンレッド役の井内悠陽、『王様戦隊キングオージャー』ギラ・ハスティー／クワガタオージャー役の酒井大成にインタビューを実施。見どころを聞いた。■『ブンブンジャー』放送終了で万感の思い 『キングオージャー』との共演に喜び――井内さん、『ブンブンジャー』1年間、お疲れさまでした！【酒井】お疲れさまでした！【井内】ありがとうございます！最初は寂しい感情の方が大きかったんですが、最近では最後まで無事に走り抜けられて良かったな、と思えるようになりました。あとは、ファイナルライブツアーもありますし、まだまだ頑張るぞ、という思いも強いです。――『ゴジュウジャー』の1話にサプライズで出演したことも話題となりました。【井内】反響がすごかったです。僕も実際にお話をいただいた時に困惑したので。「ブンブンジャーじゃないし、クワガタオージャーになるし、役名も全然違うし…。見た目も性格も大也と全然違かったのですが、「大也の人出てる!?でもクワガタオージャーになるの!?」みたいに驚いてくださって。ファンの皆さんは「うれしい」と言ってくださる方が多かったです。「ブンブンジャーが終わって寂しかったんですけど、またすぐニチアサに帰ってきてくれてうれしいです」という言葉をいただき、すごく安心しました。【酒井】僕も驚きましたよ！でも、井内くんが変身してくれて光栄です。【井内】ありがとうございます！【酒井】まさかの「クワガタオージャー！」と思って驚きました。【井内】（インタビュー日は『ゴジュウジャー』第1話放送の翌日で）実は、さっき控室で「きのう、クワガタオージャーになりました」と伝えたばっかりなんです。【酒井】（まだ『ゴジュウジャー』1話を見られていないため）「なんでクワガタオージャー？」と聞きました（笑）。――そんな『キングオージャー』の王様たちと共演しました。【井内】すごくうれしかったです。僕は、オーディションを受ける段階から勉強も含めて『キングオージャー』をリアルタイムで見させてもらってましたし、ずっと終わるまでリアタイしていました。1年間見てきた人たちと一緒にできることがうれしかったですし、本当にそのままなんだ、と。あの衣装で、僕たちと違って変身アイテムも大きいじゃないですか！一緒にやるとなった時にエネルギーがすごいなと思いました。役柄も一人ひとりが王様の役と存在感も含めてすごく大きいなという印象でした。【酒井】僕らが非現実的な世界でやっていたので、現実世界うらやましいな、と。ないものねだりですね（笑）。【井内】僕はハデでカッコいいなと思っていました（笑）。――ブンブンスーパーカーにも乗られてましたが。【酒井】めっちゃカッコいいですよね！乗り心地が思った以上に良かったです。【井内】そうなんです！シートもちゃんとしているんです！【酒井】冷房もつくんですよ！【井内】足からも冷房が出ます！ちゃんと冬はシートも暖かくなるんです！【酒井】そうなんだ！めっちゃいいじゃん！――お互いの印象も教えてください。【酒井】めっちゃいい子！めちゃくちゃ愛されそう。現場で一緒の時に井内くんが中心だからこそ『ブンブンジャー』チームがすごく楽しそうに見えたんです。「来いよ！」という感じではなく、優しく引っ張ってあげてるんだろうなと、ご一緒させていただいて思いました。【井内】すごくうれしいです。ありがとうございます！僕はキングオージャーの皆さんはすごく大人だなと感じました。落ち着いていますし、現場に入ったらピシってされていて。最初のバトンタッチの時にお会いしていたんですけど、その印象から変わらずでした。でも、スタッフさんの話を聞く限りは別に、そんなことないらしいです（笑）。【酒井】誰から聞いたの？（笑）【井内】「大成は子どもだよ？」と（笑）。Vシネクストの撮影を通して、より優しさを感じました。話しやすかったですし、ありがたかったです。僕は自分からグイグイ行くのが得意なタイプじゃなかったので。待機時間に2人で待ってる時も多かったんです。その時もいろいろお話しさせていただいて、すごく楽しかったです！【酒井】ありがとう！■印象に残るシーンは？ 大成とギラは互いに成長を語る――印象に残っているシーンを教えてください！【酒井】オレンジ（『ブンブンジャー』振騎玄蕃／ブンオレンジ【演：相馬理】）と白（『キングオージャー』ジェラミー・ブラシエリ／スパイダークモノス【演：池田匡志】）でしょう！ねっとりしすぎでしょ（笑）。【井内】いいですよね（笑）。お互いに「～～だねえ」みたいな。あそこだけ、めっちゃ大人の雰囲気がすごいです！【酒井】別世界だった（笑）。【井内】役者同士で面白いのがブルー同士（『ブンブンジャー』鳴田射士郎／ブンブルー【演：葉山侑樹】、『キングオージャー』ヤンマ・ガスト／トンボオージャー【演：渡辺碧斗】）。その2人は事務所の先輩後輩であり、侑樹くんは（ブンブンジャーの）オーディションを受けている段階から碧斗さんに相談をしていたらしいです。なので侑樹くんが撮影に入る前から『ブンブンジャー』だけの時に「やばい…。めっちゃ緊張するんだけど…。先輩と2人で…」と言ってたので面白かったです。「あれ、緊張してやっているのかな？シャーシロはすまし顔だけど中は緊張しているのかな？」みたいな（笑）。【酒井】そういう目で見ても面白いかもね！――自身の役の見どころは？【酒井】大也とギラがブンブンスーパーカーで登場するカーアクションですね。撮影が終わって、実際に映像になったものを見てカッコいいなと思いました。2人の関係性もしっかりみせられたと思います。そこからギラが一振りで敵を50体ぐらいぶっ飛ばすという（笑）。そこが印象的です。【井内】僕は台本を読んだ時からすごくうれしかったので覚えているんですけど、大也がシュゴッダムに行ってギラに対して弱音を吐くシーンがあって、そこがいいなと思いました。『ブンブンジャー』のメンバーといた時、大也は年齢が上というのもあり、無意識に見せないキャラクターでした。でも、大也がよく言っている「余裕のある大人」は弱みを見せることができる人物だと僕は思うんです。それが、大也も少しできるようになっていたんだ、と。今作の大也たちは本編の最終話の後のお話なので、大也も宇宙に出て成長したんだなと思いました。大也は自分だけど成長はうれしかったので、そのシーンはすごく好きです。――最後にファンにメッセージを。【酒井】『ブンブンジャー』は集大成で、『キングオージャー』も1年ぶりに帰ってきた。その2つのスーパー戦隊が組み合わさって面白い作品になってると思います。ギラも成長した姿を見せられると思うので、ぜひ劇場でご覧ください！【井内】『ブンブンジャー』のテレビシリーズが終わって、その後のお話になっています。僕は本編が終わる前に「先が見える終わり方になっています」と言っていましたが、本当にその続きがちゃんと見える作品になっています。大也の弱音など、僕たちだけだったら見せられなかった顔も『キングオージャー』チームとだったから出せた部分だと思います。それぞれのキャラクターの新しい一面や時間が経ったからこそ見られる一面もありますので、ぜひ劇場で見てほしいです。今は『ゴジュウジャー』が始まり、どんどん先に進んでいますが、僕たち『ブンブンジャー』もいつかまた戻ってきたいと全員思ってるのでその時はよろしくお願いします。1年間、本当にありがとうございました！■イントロダクション2025年、スーパー戦隊シリーズは50周年！日本が世界に誇るヒーローは、さらなる未来へ向かっていく！爆上戦隊ブンブンジャーは、その名の通り“バクアゲ”な活躍で、地球の平和を守ってきた。そんな彼らが、惑星チキューの英雄、王様戦隊キングオージャーと奇跡の出会いを果たす！惑星トリクル、惑星チキュー、そして地球を舞台に、2大スーパー戦隊の壮大な物語が繰り広げられる。届け屋と王様の、バクアゲなコラボを見届けろ!!■ストーリー惑星トリクルの女王に即位したニコーラが、惑星チキューと同盟を結ぶことになった。立会人として招聘されたのは、爆上戦隊ブンブンジャー。しかし突如としてハシリヤンの残党・マンホールグルマーが現れ、ニコーラから、トリクル王家に伝わる宝玉を奪ってしまう。さらに宇蟲五道化のひとり・ミノンガンも現れ、同盟締結の儀式のために用意されていた聖剣・オージャカリバーZEROを強奪。王様戦隊キングオージャーも駆けつけ、ブンブンジャーとともに戦うが、マンホールグルマーの不思議な力で、戦士たちは離ればなれに…。星を超えて散った大也たちは、窮地を脱するためそれぞれ行動を開始。やがて地底から響き始める危険な鼓動…。強大な悪意が目を覚まさんとする時、2大スーパー戦隊は再び一堂に会し、共に戦うことができるのか？3つの星をめぐる戦いが今、始まる!!■キャスト井内悠陽／葉山侑樹／鈴木美羽／齋藤璃佑／相馬理／宮澤佑酒井大成／渡辺碧斗／村上愛花／平川結月／佳久創／池田匡志ハシヤスメ・アツコ／伊礼姫奈＜声の出演＞ 稲田徹／谷山紀章／関智一花江夏樹／諏訪部順一／水樹奈々／諸星すみれ／ 松本梨香