矢作が岡田に「ここに来ると欲しくなるでしょう?」と購買欲をくすぐると、岡田も「旧車のかわいさというか、雰囲気が今のクルマと違うので、欲しい気持ちがだんだん出てきましたよ」と素直に告白。絶賛子育て中のパパという身ながら、男のロマンを追い求め、出会った旧車オーナーを質問責めにする。
会場には、一般公募で選出された旧車オーナーの自慢の1台「選ばれし10台」が展示。その中でも、おぎやはぎが「渋いなぁ」と驚いたのは、1973年の登場から半世紀以上も経った日産『バイオレット』。上位クラスに移行した『ブルーバード』の実質的後継車として誕生し、曲線を基調としたスポーティなスタイリングと安定性の高い走りを実現した1台だ。
岡田は「昔、この形多かったよね!クーペというか…」と大興奮。初期型でフルノーマル、走行距離3万8000キロあまり、ダッシュボード割れやシートのヘタリも見られない極上車に、一同「すごいね」と驚き、矢作は「日本で一番程度のいい『バイオレット』だ」と興奮。車内をみると、矢作は「シートがカッコイイ!マセラティみたい!」とそのデザイン性にも驚く。
さらに、この車の“出自”についてオーナーが明かすと、小木も感心。オーナーが、岡田にライフスタイルの彩りを与える存在であると熱弁すると、それを聞いた小木が、岡田にきつい一言をお見舞いする。