フジ・メディア・ホールディングス(HD)は28日、取締役会を開始。特定の者に長期間権限が滞留しない仕組みを構築することを目的に、相談役制度を廃止する方針を固めたことを発表した。
6月25日の株主総会で付議する。

 フジHDは「グループとして抜本的なガバナンス改革を推進するべく、定款第23条を変更して取締役会議長を独立社外取締役が務めることを可能にするとともに、定款第30条を削除し、特定の者に長期間権限が滞留しない仕組みを構築するため相談役制度を廃止するものです。また、これらの変更に伴い、所要の変更を行うものです」とその理由を説明した。
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