本作の主人公は、2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂。
■コメント
この作品に関わることができて、本当によかったなと感じています。中谷達也という役を演じることを通して、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。自分がもし育休を取っていたらどうだっただろうかと何度か考えることもあり、今を生きる私たち、現代社会で子どもを育てていくことについて、直接的に何かを考えさせられるヒントや、さまざまな気づきをいただくきっかけになりました。
佳恋が出会った頃はほとんどしゃべれなかったのに、今日現場入ったときには、とてもはっきりと話せるようになっていて、この3、4か月間の成長を改めて感じ、今この瞬間を生きているんだなと感動しました。そんな日々を皆さんとご一緒させていただいたことを、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
■最終回のあらすじ
シングルマザー・はるか(織田梨沙)との出会いをきっかけに、家事を押し付けた父・純也(緒形直人)から、「男は外で働き、女は家事をする」という時代の“こうあるべき”に囚われていたのではないかと考えるようになった詩穂(多部未華子)。虎朗(一ノ瀬ワタル)に「父を許すべきかもしれない」と葛藤する胸の内を打ち明ける詩穂。
同じころ、中谷(ディーン・フジオカ)のもとに、母・理恵(長野里美)が訪れていた。かつて幼い中谷に手をあげたことを詫び、許してほしいと懇願する理恵に、中谷は困惑する。
一方、引っ越し準備と仕事の引き継ぎに追われる礼子(江口のりこ)は、同僚の今井(松本怜生)からある言葉を投げかけられ、心を揺るがされることに。