原作は、2021年に配信開始された漫画『子宮恋愛』(佐々江典子氏/ぶんか社刊)。
結婚して6年が経つにもかかわらず、夫・苫田恭一(ONE N’ ONLY・沢村玲)にすら本音が言えない日々に悩む主人公・苫田まき(松井)が、“子宮が恋をした”男性・山手旭(大貫勇輔)に出会う。ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた女性の“切ない大人のラブストーリー”を描く。
身体に異変を感じていたまきは、病院で妊娠5週目と診断される。あんなにも望んでいた子どもを授かったにも関わらず、恭一との離婚が成立していない状況での妊娠に、喜びよりも不安が募ってしまう。
山手に妊娠を報告するも、いつもと違うそっけない対応にさらに不安定になっていく。そんな時、病院の待合室で寄島みゆみ(吉本実憂)と再会し、彼女の「手に入らなかったもの」を知らされ、複雑な思いを抱える。
さらに、まきは寄島との会話の中である疑念が浮かんでくる。帰宅後、意を決して山手に疑念をぶつけるまき。しかし、彼の返答は予想を超えたものだった。