■『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』(5月31日/ソウル・パラダイスシティ)
 全試合終了後に榊原信行CEOの総括会見が行われ、メインイベント第11試合でキ・ウォンビンに1ラウンド一本勝ちしたライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザの次戦の相手について言及した。

 昨年は3月に中村K太郎、9月にルイス・グスタボ、そして大みそかにヴガール・ケラモフと3試合連続で1ラウンドフィニッシュしてきたサトシ。今年初戦の韓国大会でもGLADIATORライト級王者のキ・ウォンビンとノンタイトル戦で対戦したが、打撃をヒットさせてダウンさせてバッグを奪うと、一気にリアネイキッドチョークで締め上げてわずか50秒で失神させて勝利した。

 榊原CEOは「今日のケージはROAD FCから借りたのでRIZINのサイズより少し小さくて、打撃戦になる確率が高くなり、サトシが一本を極められるかどうかと思っていた」と予想していが、「先に打撃を出して自ら試合を作ってフィニッシュする、本当にチャンピオンらしい戦いで素晴らしかったです」と称賛した。

 次の対戦相手については「韓国にも今日の大会に出てないけど『次のサトシの相手にいいな』と思っている選手もいますし、他の国からも新しく参戦するファイターもいますから、今日は発表できませんが期待していただきたいと思います」と構想を明かした。

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