Perfume、ドラマ『ちはやふる―めぐり―』主題歌担当　映画に引き続き「とてもうれしいです！」

テクノポップユニット「Perfume」の新曲「巡ループ」が、當真あみが主演を務める日本テレビ系7月期連続ドラマ『ちはやふる－めぐり－』（7月9日スタート、毎週水曜 後10：00）の主題歌に決定したことが2日、発表された。前作となる広瀬すず主演映画『ちはやふる―上の句・下の句・結び―』で、主題歌「FLASH」「無限未来」の2曲を通して、作品の世界観を彩ってきたPerfumeが再び『ちはやふる』の世界に華を添える。 原作『ちはやふる』はシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画で、「第2回マンガ大賞2009」「第35回講談社漫画賞 少女部門」など数々の賞を受賞。2016年、18年に映画化された『ちはやふる－上の句・下の句・結び－』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早（広瀬すず）が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれた。野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、佐野勇斗、優希美青、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人らが出演したことでも話題となり、シリーズ累計興収45億円を突破する大ヒットシリーズとなった。 今作は、映画から10年後の世界を描く。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐる（當真）が、顧問として赴任してきた大江奏（上白石）と出会い、成長していく姿が描かれる。そして、全国大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく。 今回発表された主題歌「巡ループ」の作詞・作曲は、Perfumeのサウンドプロデューサーとして数々の名曲を生み出してきた中田ヤスタカ氏が担当した。同楽曲は、映画『ちはやふる』で千早（広瀬すず）や奏らが経験した青春が、10年後の世代に受け継がれるイメージが形となった。 監督の藤田直哉氏は「10代のかけがえのない“一瞬”を精いっぱい生きる努力が積み重なって、未来が形作られていく。仲間を信じて、自分を信じて、一歩を踏み出す勇気をもつこと。踏み出した先には、予想もしてなかった世界が広がっているという、ポジティブなイメージ」と楽曲の制作をPerfumeのサウンドプロデューサーである、中田ヤスタカ氏にリクエスト。そして、ドラマの登場人物たちを勇気づけ、視聴者にとっても“応援歌”になるような、新たな『ちはやふる』にふさわしい主題歌「巡ループ」が誕生した。映画シリーズに続き、Perfumeの音楽が競技かるたに青春を懸ける主人公たちの姿を力強く後押しする。 Perfumeの3人は「映画『ちはやふる』上の句、下の句、そして、結びに引き続き、ドラマでも主題歌を担当させていただけるなんて！とてもうれしいです！」と歓喜し「『巡ループ』は、何かに心を燃やして情熱をかける美しさ、はかなさを感じる曲です」と紹介。「『ちはやふる』とまた青春を共にできることを楽しみにしています！」と声を弾ませた。 主演の當真は、Perfumeが主題歌を担当することについて「飛び上がりそうなくらいうれしかったです」と振り返り、「サビの部分は一度聞いただけで口ずさむくらいとても記憶に残るすてきな歌でした」と『巡ループ』の感想を言葉に。「この曲がドラマ終盤あのシーンにかかるのかと想像しながら聴いていると、今までの撮影の記憶やみんなとの思い出が頭の中で巡って、つい涙が出そうになりました」と胸の内を明かした。 また、プロデューサーの榊原真由子氏は「今回の主題歌のタイトルは『巡ループ』。最初に聞いた時から、どこか懐かしい爽やかな曲調が頭から離れない大好きな曲です」といい「このドラマと『巡ループ』はきっと多くの人に愛される、と確信しました」と期待を込めた。