剛力彩芽、喜劇挑戦でダンスも　渡辺正行から「キレがすごくいい！」と絶賛 (2025年6月2日)

俳優の剛力彩芽が2日、都内で行われた熱海五郎一座『黄昏のリストランテ～復讐はラストオーダーのあとで～』取材会に登場した。出演する三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、羽田美智子とともに、きょう初日を迎える同公演の意気込みを語った。 東京の笑いである“軽演劇”を上演すべく、2004年に旗揚げしたのが「伊東四朗一座」。その東京喜劇を伝承すべく、三宅が中心となって 2006年に旗揚げしたのが“伊東”ならぬ“熱海”、“四朗”ならぬ“五郎”で「熱海五郎一座」。これまでアドリブや一発ギャグなどの瞬間芸ではなく、練り上げられた台本とその設定の中で、それぞれが役柄をきちんと演じることで生まれる笑いを作り上げてきた。 今作では、羽田と剛力をゲストに迎え、21作目にして初めて「食」がテーマに。一座旗揚げから21年目、演舞場シリーズ11回目、心あらたに例年以上にパワーアップした抱腹絶倒の東京喜劇を届ける。 本作への意気込みを問われた剛力は「”笑い”って本当に難しいんだなと今回学ばせていただきました。皆さんけいこからすごくエネルギーがあったので、本番ではどれだけパワーアップするんだろうと思って、そこにどれだけついていけるのかとドキドキ感もあります。今回はしっかり踊らせていただいたりもするので、私なりに喜劇の明るさや楽しさをお届けできるように頑張りたいなと思います」とにっこり。 また、見どころを聞かれた渡辺は、「剛力さんのダンスのキレがすごくいい！」と絶賛し、「セリフを忘れたときは、剛力さんがセリフを教えてくれる」と笑い交じりに語っていた。 最後に剛力は「お客さんが入ることでさらに盛り上がる舞台になる」と話し、「さまざまな視点から見ることでさらに楽しめる作品であり、ぜひ何度も足を運んでいただきたい」とアピールした。 本公演は、6月2日～27日に東京・新橋演舞場にて行われる。