ABEMA『AbemaNews』でキャスターを務める楪望アナウンサーが防災用品のブランド『JoJoJo』立ち上げ、第一弾の商品「防災リュック」が6日に発売開始となった。

 楪アナは昨春に防災士の資格を取得している。
「被災者の方々の声をカタチにしたい」という思いから立ち上げたブランド。ブランド名の『JoJoJo』は「災害発生から72時間を自分たちで生き抜く、自助。周囲との支え合いにより被害を最小化する、共助。行政や公共機関が支援してくれる、公助。防災にはこの3つの助け合いが欠かせないと言われています。災害に立ち向かうための“3つの助”からJoJoJoは生まれました」と説明した。

 第1弾は「どんな災害にも役立つグッズを詰め込んだ、防災セットを作りました」となった。さまざまな人の意見を聞いて内容も決めたそう。「防災用品の選別が一番頭を悩ませた点でした」と明かし「確かにグッズの種類を増やせば、安心材料が増えることは当たり前でありながらも、そうすれば価格も上がってしまうし、何よりもリュックが重たくなってしまって、避難や移動だけで疲労とストレスが増してしまう。だからと言って、物足りないリュックになってしまうのは意味がない。その葛藤の繰り返しでした」とコメントしている。

 季節や時間帯に関係なく起きる災害。
「被災者の方々が、現場の声を、本音を、聞かせてくださったから作り上げることができたリュックです。ご自身の命や生活を守らなければいけない、そんな大変な状況にもかかわらず、お話してくださった方々には感謝してもしきれません。春夏秋冬、日本全国。災害はいつどこで起きてもおかしくありません。皆さんの支えになる、備えになれば幸いです」と呼びかけていた。
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