【第21回好きなお天気キャスター／気象予報士ランキング】『every.』の木原実が4連覇で殿堂入り王手 (2025年6月13日)

6月に入り、各地で梅雨入りが発表され、全国的に不安定な天気が続いている。出かける前の天気を気にして、天気予報チェックが欠かせない人も多いのでは？そんな時頼りになるのが、ニュースなどの気象情報でのお天気キャスターや気象予報士の言葉だろう。ORICON NEWSでは、毎年恒例の『好きなお天気キャスター／気象予報士ランキング』を発表。第21回となる今回は、夕方の報道番組『news every.』（日本テレビ系）でお天気コーナーを担当する【木原実】が4連覇を達成。殿堂入りの条件となる5連覇に王手をかけた。■木原実、4連覇の要因は長年の経験からくる“安心感” 4連覇を達成した【木原実】は、気象予報士として、1986年から日本テレビ系の番組内でお天気キャスターを務め、『ズームイン!! SUPER』や『ヤン坊マー坊天気予報』などへの出演を経て、2010年スタートの『news every.』を継続して担当。この間、『好きなお天気キャスター／気象予報士ランキング』TOP3に何度も入り、22年からの4連覇に加え、16年にも1位に輝いており、今年通算5度目の1位となった。 長年の経験に対する信頼は絶大で、「夕方のお天気と言えばずっと木原さんなので、番組を通して拝見すると一日終わった感があるから。木原さん・そらジローのコールからの、解説がいつも楽しみです」（千葉県／20代／男性）、「小さい頃から日常的に木原さんを見てきたので、木原さんを見ると安心感があるから。特集の木原さんのナレーションも好きです」（神奈川県／20代／男性）と、日常に当たり前のように溶け込む“安心感”を選んだ理由に挙げる人が多かった。また、「とても分かりやすく聞きやすい。お天気コーナーに子どもが出演した際とても人柄がよかった」（群馬県／40代／女性）と、実際に接した際の人柄を評価する声も見られた。■3年連続2位にガチャピン、3位には『ミヤネ屋』蓬莱大介が初のTOP3入り 【木原実】の4連覇の一方で、3年連続2位になったのが『Live News イット！』（フジテレビ系）のお天気キャスターを務める【ガチャピン】。「ガチャピンが天気予報をするという面白さ」（東京都／30代／女性）という理由に加え、「かわいいし昔から知っているガチャピンが教えてくれると、難しい天気の話が身近に感じる」（北海道／30代／女性）、「小さい頃から親しみのあるキャラクターなので、大人になっても生活に寄り添った所に居てくれるのはうれしい」（千葉県／40代／女性）と、なじみのあるキャラクターに癒やされている人も多いよう。中には「かわいいし人間と違って絶対に不祥事を起こさないから」（静岡県／50代／男性）といった意見も上がった。 3位には、『情報ライブ ミヤネ屋』（読売テレビ系）の【蓬莱大介】が昨年4位から1つ順位を上げ、初のTOP3入り。「イケメンで爽やかでハキハキしていて、でも穏やかな話し方で、好印象しかなく文句のつけどころがない。蓬莱さんの天気予報に対して信頼している」（大阪府／50代／女性）と、清涼感のあるルックスやしゃべり方に加え、「爽やかだし、声もいいし、毎日イラストで翌日の天気を教えてくれるのも楽しいから」（奈良県／40代／女性）と、イラストを評価する人も。さらに、「宮根さんやゲストになにか聞かれても、分からない事は持ち帰ってから答えるという姿勢が好きなので」（東京都／40代／女性）と、適当なことを言わずに誠実に向き合う姿勢を評価する声も上がった。■TOP10唯一の初登場 フジテレビの期待の星・上垣皓太朗アナ 本ランキングTOP10において、唯一の初登場となったのが、『めざましどようび』（フジテレビ系）でお天気キャスターを務めるフジテレビ【上垣皓太朗】アナウンサー。入社2年目とは思えない落ち着きが各所で話題になり、昨年末の『好きな男性アナウンサーランキング』では、新人にして4位にランクインする快挙を成し遂げた。 お天気キャスターとしても、「上垣アナは天気予報にしても他のリポートにしても一生懸命な所がとても好感がもてるので お天気の時も楽しそうにリポートしてるのがとてもよいです」（神奈川県／50代／女性）、「上垣アナの落ち着きがお休みにゆったりした気持ちで見られて心落ち着く」（東京都／30代／女性）、「喋り方が落ち着いていて聞き取りやすいから」（富山県／10代／女性）など、その落ち着きや確かなアナウンス力を評価する声が多く上がった。 TOP10のうち初登場が1人のみ、昨年と8人が同じメンバーという結果は、長年築き上げてきた“信頼感”が、同ランキングにおいて重要であることを物語っている。5連覇→殿堂入りがかかる【木原実】は来年も、3年連続2位となった【ガチャピン】らとの激戦が予想される。今年のランキングにおいて1位・2位の争いが、過去最大級に僅差だっただけに、来年どういった戦いになっていくのか、注視したい。