ミュージカル『SPY×FAMILY』製作発表記者会見が13日、都内で開催され、出演キャストのロイド・フォージャー役・森崎ウィン、平方元基、ヨル・フォージャー役・唯月ふうか、和希そら、アーニャ役の泉谷星奈、月野未羚、西山瑞桜、村方乃々佳が登場した。

 会見ではアーニャ役がお披露目となり、自分の名前が呼ばれると全員「はい!」と元気にあいさつ。
泉谷は「よろすすお願いするます」とアーニャ語であいさつすると、「本日みなさん、お忙しい中来てくださってありがとうございます。ずっと大好きだったアーニャになれて、とてもうれしいです!」と大人顔負けの丁寧なあいさつで会場を笑わせた。

 月野は「7歳です!得意なことは青森の方言です。『アーニャが大好きだっけ、けっぱらねば!応援してけれね』。よろしくお願いするます!」、西山は「7歳です!アーニャが大好きで、どうしてもなりたかったのでとってもうれしいです!」とアーニャ役を務めることを喜んだ。

 一方、村方は「7歳です!小学一年生になりました。アーニャになれてとってもうれしいです。みなさんありがとうございます。よろすすお願いするます」とあいさつしながら、合格時の様子は「お家でカラオケ動画を流しながらカラオケをしていました。お母さんから『合格だよ』と言われた時は、『よっしゃぁー!』と叫んで喜びました」と笑顔。

 また、「将来の夢、尊敬する人物は何ですか?」と記者から聞かれると、「私の将来の夢はお母さんになりたいです!」と即答しながら、「なんでかと言うと、お母さんを見ていると、妹がいるんですけど大変そうだけどいつも優しくお世話をしているので、私もそんなお母さんになりたいと思います。赤ちゃんはかわいいから、育ててみたい」と伝えた。


 『SPY×FAMILY』は、より良き世界のため日々、諜報任務に取り組む凄腕スパイのロイドが主人公で、特殊任務(ミッション)のために引き取った子ども・アーニャは超能力の持ち主、契約結婚を持ちかけた妻・ヨルは殺し屋で、ロイドは任務のために“かりそめの家族”をつくり、ミッションに挑むスパイアクションコメディー。

 原作漫画が2019年3月より漫画アプリ『少年ジャンプ+』にて連載中で、コミックス累計発行部数は3800万部を突破している人気作品。テレビアニメ化、映画化もされており、2023年3月に帝国劇場でミュージカルとして初舞台化された。

 今回のミュージカルは、新たなキャストも迎えて再演となり、9月20日からのプレビュー公演(ウェスタ川越)を皮切りに、10月7日~28日に日生劇場で本公演が開幕。その後、11月~12月にかけて大阪・福岡・山形・静岡・愛知と5大都市全国ツアー公演が行われる。
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