W主演として高橋は「周りのキャストのみなさんがすごいキャリアなので甘えさせていただきつつ、誰よりも楽しんで真面目にとりくもうと。倫也さんがいますし、甘えながらののびのびやらせていただきます」と屈託のない笑顔を浮かべる。撮影自体はもう終盤だそうで中村は「海人のもっているみずみずしさやフレッシュなエネルギーに刺激をもらって日々を重ねてこれた」と改めて感謝した。
一方で、撮影を振り返り高橋は「(中村演じる)陣内さんとのシーンがたくさんあったのですが、前シーンのカット尻で絶対ぼけてくる」とニヤリ。中村が「“なんかやれ”って監督がカットかけないから…なにもしない間が恥ずかしくて…なんかしちゃう。放送では使われないのでただただ道化です」と自虐すると、高橋は「倫也さんのアドリブ集は僕の脳みそだけに残る宝物」とうれしそうに明かした。
“異能力”を扱う今作だが「海人は稀代のトークのファンタジスタ。なんかの番組で『オリオン座の近くの星を持ってる』って言ってて」と振り返ると、高橋は「盾をもってます。緯度経度あるのかわからないけど書いてあって…ここが俺の土地だなって」と一生懸命に主張。中村に「おっけい!」と強引に切り上げられて、笑いを誘う場面も。
ほほ笑ましいやりとりに、共演の新木優子は「この後輩力というか、人を引き付ける力を持っている。
本作の舞台、謎の新型ドラッグ【DOPE】が蔓延する近未来の日本。物語は、存在が世間に公表されていない秘密部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」に異動した新人麻薬取締官・才木優人(高橋)が、教育係で型破りな陣内鉄平(中村)とバディを組み、個性豊かな仲間たちと共に【DOPE】を巡る事件を追う姿を描く。互いに秘密を抱えながら、次第に影響し合い成長していく人間ドラマと、本格アクションシーンが融合する新時代の作品となる。
このほか会見には新木優子、三浦誠己、豊田裕大、久間田琳加、伊藤淳史、井浦新が参加した。