7人組グループ・WEST.の濱田崇裕(※濱=異体字)が6月30日、東京・グローブ座で行われた『歌喜劇/~蘇る市場三郎 冥土の恋~』取材会に出席し、共演する朝月希和、笠松はるとともにけいこを振り返った。

 福田転球氏が脚本、河原雅彦氏が演出、濱田が主演を務めた“市場三郎”シリーズが7年ぶりに復活。
今作では、2018年の上演の際に、3回目もやりたいと話していた3人の願いがついに実現した。温泉宿、グアムなど行く先々で実らぬ恋を経験してきた三郎。今度の舞台は冥土となり、三郎はどんな女性と出会い、どんな恋に落ちていくのか描かれる。

けいこを振り返った濱田は「第3弾というのが大きかったです。三郎は同じなので、そこで生まれる余裕はありました」としつつ、「アカペラなので、着替えながら歌っているんです。裏ではすごいんです」とハードな舞台裏を紹介した。

 アカペラでの歌唱は、経験豊富な朝月と笠松も苦戦したそう。朝月は「いつもと違う緊張感が全身を駆け巡っています」と語り、「アカペラであのような状況は初めて」と苦笑い。濱田は「着替えながら、隣で朝月さんが『ワン!(犬の鳴き声)』って。びっくり!」と目を丸くしていた。

 また、笠松も「相当体当たりでおけいこに挑まねばと思い、全身全霊でいこうと」と気合十分。「河原さんから『まじめすぎて、目が野球部の部員みたい』と言われました」と明かし、笑いを誘った。


 今作は、きょう30日から7月27日まで東京・グローブ座、8月1日から10日まで京都劇場で上演する。
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