新チームの「アースジェッツ」は優先してドラフトが行われ、1人目に最高位戦日本プロ麻雀協会の石井一馬、2人目に日本プロ麻雀連盟の三浦智博、3人目に日本プロ麻雀協会の逢川恵夢、4人目に日本プロ麻雀連盟のHIRO柴田を指名した。
その後、既存のチームがドラフトに。1巡目で、「BEAST X」は日本プロ麻雀協会の下石戟、「EX風林火山」は最高位戦日本プロ麻雀協会の永井孝典、KADOKAWAサクラナイツは日本プロ麻雀連盟の阿久津翔太を指名した。2巡目に入り、「BEAST X」は日本プロ麻雀連盟の東城りお、「EX風林火山」は日本プロ麻雀連盟の内川幸太郎を指名した。
東城は2023-24に「セガサミーフェニックス」に所属しており、Mリーガーに復帰。内川は今季まで「KADOKAWAサクラナイツ」に所属しており、間を置かずに「EX風林火山」へ移籍となった。
ドラフト会議を終え、監督が取材に応対。「BEAST X」の佐藤監督は「チームとしてはすごくいいドラフトになったかなと思っています。初年度は7位で、今年は9位という中で、ファンのコメント見てもシビアに言うと『エンタメばっかり考えているチームじゃないか』と言われているのも自覚はある」としながらも「私たちの母体はジャパネットグループで、いいものをしっかり伝えるのを大事にしている会社。しっかり発信していく中では、そういった軸も大事にしながらも新しい4人でしっかりと結果を出していけるんじゃないかなと思っております。非常にいいドラフトになったかなと思っております」と胸を張った。
オーディションを勝ち抜いた下石は、その後にEX風林火山のオーディションにも参加。
また、2人目はこの日の最大のサプライズで東城が指名された。「Mリーグが年々盛り上がってきている中で、もう1度チャンスの場があってもいいと思った。セガサミーフェニックスでセミファイナル、ファイナルを経験した。チームに経験したメンバーはいない。そういう方に入っていただくことで、チームとしていい変化が生まれていくんじゃないかと期待して指名させていただきました」と指名の理由を語っていた。