今作は、脚本・監督を手掛ける足立紳氏が自身の連載日記『後ろ向きで進む』をベースに執筆。“キレる妻”の朝山朝子と“残念な夫”の朝山賢太という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘のホームドラマとなる。
朝山一家は夫婦と子ども2人の4人家族。家庭内で日々問題が勃発し、常に誰かがイライラな状態に…。小島はそんな朝山家に関わる人物として朝山家の長男、小学6年生の晴太(はるた)が通う療育センターの職員、中川陸を演じる。発達障がいの特性から学校になじめない晴太が、心を開く存在となる。
今作で初めて先生を演じた小島は「4年間教育学部に通っていて、僕は初等教育を学んでいたんですけど、仕事の兼ね合いで教育実習に行けなくて。だから免許は持っていない状況やったんですけど、こうやって教育に携わる役ができて人生の中でもすごくうれしいですね」と喜びを語った。
また「療育センターの職員なので、教えるのとはまたちょっと違うんですけど、プロの方から一つ一つの動作を教わったのですごい挑戦でしたし、楽しかったです」と声を弾ませていた。
会見には中村アン、小澤征悦、さとうほなみ、影山優佳、渡邉心結、嶋田鉄太、松尾諭、足立紳氏、足立晃子氏も登場した。