櫻井が武蔵三郎を演じる“占拠シリーズ”は2023年『大病院占拠』、24年『新空港占拠』と続編が制作され、今作は3作目となる。占拠シリーズの醍醐味は、面で顔を隠した武装集団から次々に突きつけられる要求と、迫りくるタイムリミット。物語が進むにつれて、犯行の動機、犯人たちの素顔が明らかになる。しかし、明らかになればなるほど、隠されていた真実は深い謎を刻む。息もつかせぬ“どんでん返し”からの“どんでん返し”というスピード感のある展開が話題となった。第3弾の今作も、一瞬も気の抜けない完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンスとなる。
会見で櫻井は「第3作ということで、シリーズを1年に1回できていることを、とてもうれしく思っています。特に小さい子供たちからの反響も多いということで、現場でもモチベーション高く撮影に励んでいる毎日です」とにっこり。制作発表という晴れの舞台。「皆さん、まっさらな状態で登壇されているわけですけど、なぜか僕だけ衣装を汚され、顔には傷がつき…。ここに来るまで何があったのかという状態」とボヤいて笑わせた。また、1作目、2作目は1月クールだったが、今回は7月クールに。
ソニンは警視庁刑事部BCCT管理官で三郎の上司にあたる和泉さくらを演じる。ソニンは「3度目の出演。『占拠』シリーズをやると聞いて、またあのさくらカットの髪型をやるのかと!バツっと切ると『占拠』シリーズが来たな、という感じがします」と笑顔で語った。「今回、どんな展開が待っているのか期待をされていると思う。考察が深まると思うんですけど、今回は警察の方が今まで見たからすると違うパターンで。新鮮に感じると思います」とニヤリとし、「個人的に1話は必ず見逃してほしくない。最後は視聴者の皆さんがテレビの前で武蔵と一緒に『嘘だろ』と言うと思います」と予告していた。