ROGUEは1982年に結成され、85年にアルバム『ROGUE』でメジャーデビュー。
今回配信されたアルバムは、ROGUEの原点を象徴する全11曲を収録。力強いロックンロールを軸に、奥野の個性、香川誠による変幻自在のギター、西山文明のベース、深沢靖明のドラムが一体となった音楽性は、40年を経てもなお色あせることなく響く。
香川は「未熟が故の拙い演奏や歌詞が、今になっても新鮮なのです。バンドが続く限り、この先もこのアルバムの曲たちは演奏するのでしょうね」とコメントを寄せている。
アルバム『ROGUE』は主要ストリーミングサービスにて配信中。
■ROGUE・香川誠 コメント
まだメンバーは21歳。
やっとデビューできると意気込んだファーストアルバム。
その頃は月に5~6回もライブをやって、だから厳選できた楽曲たち。
なのに、レコーディング始まってすぐに担当ディレクターと喧嘩して帰ろうとしたり、挙句にキングレコードをやめちゃったりね。
若かった僕たちです。
もうメンバーは還暦も超えちゃって、それでもまだROGUEは続いてますが。
再結成したこの10年余り、やっぱりライブで演奏したいと選ぶ曲は、キングレコードから出たファーストアルバムの曲になるのはなんででしょう?
もしかしたら、最高傑作が弱冠21歳の記録なのかもしれません。
未熟が故の拙い演奏や歌詞が、今になっても新鮮なのです。
バンドが続く限り、この先もこのアルバムの曲たちは演奏するのでしょうね。
この記録が過去のものにならないように。