草川直弥、初スタイルフォトブックに自信「ニヤニヤが止まりません」　兄・草川拓弥＆ONE N’ ONLYメンバーとの関係も【インタビュー】

俳優でダンス＆ボーカルグループ・ONE N’ ONLYのメンバーである草川直弥が、30日にスタイルフォトブック『直弥いる。』（SDP）を発売する。ORICON NEWSではインタビューを実施。写真集に込めた思いのほか、制作の裏側から兄・草川拓弥（超特急）やメンバーとの関係、今後の展望まで語ってもらった。 本作は、大人気のカメラマン3人によって撮影。海や夜景、古民家、公園、車などさまざまなシチュエーションで撮り下ろされたカットには、草川の魅力である「バブみ」はもちろん、「かっこよさ」「おしゃれさ」「かわいさ」もありつつ、それぞれのカメラマンが写し出した等身大の「儚さ」と「力強さ」、「無邪気さ」と「大人っぽさ」といったこれまで出会ったことのない“草川直弥”が詰まっている。■初スタイルフォトブックは「わがままを全部聞いてもらった」 “バブみ”と“渋さ”も披露――初のスタイルフォトブック発売が決まった時の心境は。名刺代わりになるような一冊が欲しかったので、とてもうれしかったです。自分らしさと、好きなことを思いっきり詰め込めました。――タイトル『直弥いる。』に込めた意味は。スタイルの“いる”と“直弥がいる”をかけ合わせた造語なのですが、応援してくれる人がこの本を手にしたときに励まされたり、僕を近くに感じてもらえたりしたらうれしいなと思って、このタイトルにしました。“直弥”を漢字にしたのは、初めて知ってくれる方にも名前を覚えていただけるし、ひらがなやカタカナよりも力強い感じがしたからです。最後の“。”は、つけたらかわいいなと思ってつけました（笑）。――3形態の表紙がありますが、それぞれのお気に入りポイントは。【通常版】は、ふとした表情の中に今回のテーマでもある「儚さ」が全面に出ているところです。【＋KIRARI会員限定版（ファンコミュニティ）】は、“奇跡の一枚”と言ってもいいくらいの写真で、たまたま時間が空いた時にカメラマンさんに「ドアの前に立って」と言われて撮った一枚なんです。狙っていないカットでこの表情が撮れたという部分がお気に入りです。【楽天ブックス限定版】は、俳優など個人で仕事をやらせていただけるようになって、だんだんと僕にも“渋さ”が出てきたなということが感じられるところです。――ゲームをしたりドラマを見たりしているカットもありますが、意識されたことはありますか。特に意識はせず素でした。特にこの日常パートは、「撮るよ」とかの声掛けもなく、普段どおり家で過ごしているようにリラックスしているところを撮っていただきました。――“バブみ”があるとファンの方から言われていますが、ご存じでしたか。知っていました。言っていただくことが多いので（笑）。嬉しいです。――その“バブみ”は今作でも発揮されていますか。日常パートは、自然体だったので意識はしていませんでしたが、出ているかもしれないです。――制作で最もこだわったポイントは。記念すべき一冊目ということで、絶対に入れたかった“ファンのみんなと一緒に作るページ”です。質問コーナーやイラストの募集など、みんなと一緒に作った実感のあるページになって、より思い入れの深いものになりました。――制作段階から写真のセレクト・構成にも自ら関わったと伺いました。本当にセレクト、構成、紙質など何から何までこだわらせていただいて、全部携わらせていただきました。僕のわがままをたくさん聞いてもらった一冊になりました。特に写真のセレクトはアザーカットの本を作れるんじゃないかと思うくらい素敵な写真が多すぎて、想像以上にセレクトが大変でした。――現段階の完成品を見ていかがですか。すごくうれしいですし、写真が本当に素晴らしいので、ニヤニヤが止まりません（笑）。まだ完成はしていないのですが、紙質などもこだわったので、完成した一冊になった時、胸がいっぱいになると思います。■兄・草川拓弥は「そっと見守ってるタイプ」 メンバーからは愛のある冗談も。「出演料もらうから」――兄・草川拓弥（超特急）さんの反応は。実は何も言ってないんです（笑）。――完成したらプレゼントしますか。家に置いとこうかな、くらいです（笑）。分からないですが、直接手渡しはしないと思います（笑）。仲はいいんですが、「え、めっちゃいいじゃん！」みたいな反応はなくて、そっと見守ってるタイプだと思います（笑）。――ONE N’ ONLYのメンバーには伝えていましたか？メンバーにも基本、自分から言ってないんです（笑）。とある企画にメンバーの写真も載っているので、「出演料もらうから」ってみんなから冗談を言われました（笑）。楽しみにはしてくれていると思います。■目標だった日本武道館の景色は「一生忘れられない」 次の目標は“アリーナツアー＆3年後にドーム”――5月に開催された日本武道館公演では涙もありましたが、無事終えられていかがですか。本当に達成感がすごかったです。夢の一つである場所だったので、今までとまた全然違う感触じゃないですけど、「武道館ってやっぱすごいんだな」という感じでした。お客さんがパンパンに入ったあの景色は、一生忘れられないです。次のツアーも発表できて、次のファイナルは初のワンマンアリーナですし。いよいよ来たなっていう思いです。――グループ活動と個人活動はどのようにバランスを取られていますか。特に意識はしていなくて、切り替えてはいますが自然にバランスを保っています。グループ活動ではメンバーがいて安心感があります。何かあってもお互い助け合えるし、しゃべらなくてもしゃべってくれるし（笑）。でも個人の活動だと、当たり前ですが僕しかいないので、よりビシッとしようと思います。――グループとしての今後の目標は。メンバーの熱量からもヒシヒシと伝わりますが、次はアリーナツアーをしたいですし、3年後にはドームに立ちたいです。――個人としての今後の目標は。また僕の“本”も出したいですし、俳優としてもお芝居を頑張ってどんどんお茶の間の皆さんに知ってもらいたいなと思います。■プロフィール草川直弥（くさかわ・なおや）1998年4月6日生まれ、東京都出身。A型。俳優として、ドラマ『his ～恋するつもりなんてなかった～」（19年）では主演を務め、ドラマ『HiGH&amp;LOW THE WORST』（19年）、『問題物件』（25年）、舞台『サザエさん』（25年）など数々の話題作に出演。ダンス＆ボーカルユニット・ONE N’ ONLYのメンバーとしても活動中。5月には、グループ結成当時から目標としてきた日本武道館公演2days完全SOLDOUTにて開催。また、秋ツアーの開催も決まり、ツアーファイナルではグループ初となるアリーナワンマンライブ、神奈川・ぴあアリーナMM公演を行う。スタイリスト：井田信之ヘアメイク：石川ユウキ（Three PEACE)＜作品概要＞タイトル ：草川直弥スタイルフォトブック「直弥いる。」著者 ：草川直弥撮影 ：嶌村吉祥丸／神戸健太郎／山根悠太郎発売日 ：2025年7月30日（水）価格 ：3,300円（本体3,000円＋税）サイズ ：B5 変形ページ ：128ページ発行 ：SDP