■『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』全選手インタビュー(25日/都内ホテル)
 フライ級GP1回戦の第1試合で対戦する元谷友貴とヒロヤが、2日後に迫った試合に向けてそれぞれ意気込みを語った。

 先にインタビューに応じたヒロヤは、「これから水抜きなんで、ちょっと憂鬱です」と苦笑するも「この1戦に全てかける。
通過点と思わずに本当にこの1試合で、死ぬ気で戦って最後どうなってもいいっていう思いで戦いたい」とへの強い覚悟を示した。

 元谷について「自分とは格差があるマッチメイクだと思うんですけど、グランプリだからこそ戦えるし、自分が乗り越えたいので思いっきりぶつかりたい」とリスペクトを持っており、試合展開についても「どっちも自分の試合をやりたいことを出したいので、主導権争いになる」と展望した。

 この試合に向けてアメリカでビリーコーチと2ヶ月にわたるハードな練習に取り組んできた。「お互いに本気だからこそぶつかる時ももちろんあるんですけど、その経験が絆を深くしてくれる」と絶大な信頼を寄せており、勝ち上がれば「休んでる暇はない」と継続的な準備必要性を認識している。

 対する元谷は、前戦までのバンタム級から久しぶりにフライ級に下げての試合となり「よりアグレッシブになるんじゃないかなと思ってます。力が落ちた感じはしなくて、スピードは上がっている」とここまでの変化を実感。減量についても「バランスを見ながらやっている」と順調ぶりを明かした。

 ヒロヤについて「すごいフィジカルが強い、筋肉がすごいイメージ」と評価するが、「そういうフィジカル強い相手とは練習もしてきたんで、問題はないかなと思っています」と対策は万全。「フィニッシュしてやっぱ面白い試合したい。第1試合から盛り上げることを意識しています」とベテランらしく大会全体の流れも意識している。
編集部おすすめ