本作の舞台、謎の新型ドラッグ【DOPE】が蔓延する近未来の日本。物語は、存在が世間に公表されていない秘密部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」に異動した新人麻薬取締官・才木優人(さいき・ゆうと)が、才木の教育係で型破りな陣内鉄平(じんない・てっぺい)とバディを組み、個性豊かな仲間たちと共に【DOPE】が巻き起こす事件に挑む姿を描く。互いに秘密を抱えながら、次第に影響し合い成長していく人間ドラマと、本格アクションシーンが融合する新時代の作品となる。
松角洋平・小倉史也が演じるのは“異能力者ハンター”・寒江(さむえ)と藤川(ふじかわ)。その上司・千葉(ちば)を奥貫薫が演じる。某国の特殊機関に所属する彼らは、異能力者の存在を危険視。強大な力を持つ異能力者は獰猛な獣と同様に駆除するべきと考え、“異能力者狩り”をするため特捜課やその家族を嗅ぎまわっている。
また、清水伸が演じるのは異能力に関する研究をする「バイオエイル遺伝子研究所」の研究者・田所輝明(たどころ・てるあき)。“異能力者ではない人々にも異能力を覚醒させる”ことを目的とした研究をしているという田所は、才木とその家族の前に現れ研究への協力を要請するが、その真の目的とは…。
■第5話のあらすじ
椿(忍成修吾)が死んだという知らせが特捜課にも届き、メンバーたちは神妙な面持ちで受け止める。死因は自殺だと伝えられるが、才木(高橋海人)と陣内(中村倫也)は、椿の死が「五億円盗難事件」に関わっているのではないかと疑いをもつ。
一方、DOPE摘発の新たな囮捜査に乗り出した特捜課は、ナイトクラブに潜入。