デビューからこれまでの3年間を振り返って「長いようであっという間だった」と言う仲川は、「恵比寿クレアートという150人くらいのお客さんが入る場所でデビューライブをして、そこで初めてお客さんの目の前でパフォーマンスさせていただいたんですけど、そこから3年間でさいたまスーパーアリーナのスタジアムモード2Daysできるなんて、夢にも思っていなかったです。最初に集まったときの目標にさいたまスーパーアリーナは出てこなかったので…」と感慨深げ。「たくさんの人に応援されてここまできたからには、もっともっと日本のみんなを元気にしたい。日本を超えて世界にも、いろんな人たちにFRUITS ZIPPERを知ってもらって、みんなが幸せになってくれたらいいなと思うので、もっともっと先を見て頑張っていきたいなと思います」と力を込めた。
1日目の公演を終えて、櫻井は「日頃からたくさんの方々に愛されているグループだなと感じているんですが、SSAに立って、よりそれを感じました。デビューする前、このメンバーに会った時に、『このメンバーとだったら絶対大きくなっていけるな』と思いましたが、その尊敬の気持ちをSSAに立ってより感じました」と語った。
仲川は「緊張よりも“楽しい”がすごく勝ってます。今回、メンバーも話し合って一緒にセトリや演出を考えさせてもらって、自分たちのやりたいことがやれたので、心の底から楽しめました」と笑顔で話した。
メンバーたちも関わったセットリストや演出について、早瀬は「黒の衣装を着ているんですけど、そういうのが初めてで。かっこいい曲をかっこいい服で踊るというのが楽しい。みんなでやりたいと言っていたので、今回実現できてよかったです」とにっこり。
鎮西は「ダンスブレイクをいつか入れたいと言っていたんですが、今回入れることができました。
FRUITS ZIPPERは、「原宿から世界へ」をコンセプトに2022年4月にデビュー。1stCDシングルとしてリリースした「わたしの一番かわいいところ」は、TikTokで30億回再生を突破し、一昨年の『第65回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では最優秀新人賞を受賞。昨年5月には結成2周年記念のライブを日本武道館で開催した。また、今年の10月からはグループ史上初となるアジアツアーを開催し、台北、上海、ソウルの3都市で公演を行う。