有吉弘行も興味津々でインタビューのVTRを見つめる中、放送内で「※前田さん視点の話です」との注釈付きで紹介されたのが「裏切り!?前田と高田(※高=はしごだか)とUWF解散」とのパート。人気絶頂の中で解散した団体・UWFが、前田率いる「リングス」、高田延彦率いる「UWFインターナショナル」、藤原喜明率いる「藤原組」に分かれた際の秘話が飛び出した。
当時について、トシが「前田さん家に集まって、みんなの決意を聞くと。事前に山崎(一夫)さんと高田さんは?」と向けると、前田は「それは呼んで。そういう話するから、あと頼むよって」と回顧。前田は自宅に選手を集め、UWFを継続するか話し合い、高田と山崎に各々の決意を確認させた。
当時について、前田は「高田がオレに言ってきたのは『どうやっても(各々の選手を)説得できません』と。そういう話やったんですよ」と振り返りながら、後年になって船木誠勝と行動をともにした際、詳しく話を聞くと事情が違っていたという。「(船木からは)『前田さん、あの翌日も高田と宮戸から(新団体を)一緒にやんないか?と言われました』と。(決意を確認させた)翌日って聞いて、びっくりしましたね。だからね、なんか頭クエスチョンマークだらけ。船木が(その当時)『前田さん、どうするんですかね?』って聞いたらしいんですね。そうしたら、高田いわく『やめんじゃない?』って一言だけ。そのせりふもびっくりしました。がっかりしました」。
その後も、前田視点からきわどいトークが飛び出したが、トシが「(高田とは)もうないですかね?交わることは」と直球の質問。前田は「何があるかわからないのが、世の中なんで、全面的に否定するつもりはないですけど、今のところは何も変わらないですね」と自身の今の気持ちを打ち明けた。インタビューのVTR後、有吉が「何回も、いろんな方向からの話を聞くけど、その時その時でちょっとまた話が違ってくるんだよね」としみじみと口にしていた。