『Lollapalooza Chicago』は、イリノイ州シカゴのグラント・パークで行われ、1日あたり11万5千人以上を動員する巨大フェス。
グループにとって初のグローバルフェスティバル出演となったが、会場にはファンの持つペンライトの光が揺れ、ステージ登場と同時に大歓声が巻き起こった。オープニングは、グループ初の英語シングルとなった「The Feels」。流暢な英語で観客とのコール&レスポンスをリードし、「MORE & MORE」「Dance The Night Away」「What is Love?」などの代表曲で序盤から会場の熱気を高めた。
NAYEONとMOMOによるユニットのダンスブレイクや、バックバンドの演奏など、多彩な演出も展開。「Alcohol-Free」「ICON」「I CAN’T STOP ME」「MOONLIGHT SUNRISE」といった夏らしい楽曲を織り交ぜ、ジャンルの幅を活かした構成でフェスならではのステージを披露した。
Netflixアニメ『K-POP DEMON HUNTERS』のオリジナルサウンドトラック「TAKEDOWN(JEONGYEON, JIHYO, CHAEYOUNG)」では、アニメに登場するキャラクター“ルミ”“ジョイ”“ミラ”を彷彿(ほうふつ)とさせる演出で観客を沸かせた。さらに、再注目を集めている2024年の楽曲「Strategy」のパフォーマンスでは、会場のボルテージが最高潮に達した。
「ONE SPARK」披露後には、TWICEの公式ロゴやメンバーをモチーフにしたキャラクター、“LOVELY”“TWICE”の文字が夜空に浮かび上がるドローンショーも実施。真夏の夜を華やかに彩った。
ラストは最新曲「THIS IS FOR」。メンバーは「Amazing time tonight!」と声を上げ、「10年間たくさんの公演を行ってきたが、Lollapalooza Chicagoは私たちにとって初めてのフェスティバル。
TWICEの公式YouTubeチャンネルでライブ配信を視聴した国内外のファンからは、「HOT GIRLSの祝福」「立っているだけでK-POPの威厳を感じる」「TWICEが人気な理由を聞かれたらこのステージを見せればいい」「現地で観られる人がうらやましい」「TWICEのステージからエネルギーをもらった」「フェスならではの演出が新鮮」といった声が相次いでいる。
TWICEは先日、大阪・京セラドーム大阪で『TWICE <THIS IS FOR> WORLD TOUR IN JAPAN』をスタート。2日間で約10万人を動員した。さらに8月27日には、6枚目の日本オリジナルアルバム『ENEMY』のリリースも控えており、今後の展開にも注目が集まる。