原爆投下、終戦からちょうど80年。
広瀬は「撮影では長崎に来ることができなかったので、ようやく訪れることができ、手を合わせることができたことを光栄に思います。映画を通じて改めて世界中の皆さんにこの場所で起きたことを知ってもらうきっかけになれば」、吉田は「戦後80年の節目の年に平和祈念像に献花する機会をいただき、光栄に思います。原爆で亡くなられた多くの方を思い浮かべました。長崎が最後の被爆地であってほしいと強く願いたい」と語った。
石川監督は「先日この場所で行われた平和祈念式典の直後でもあり、長崎の皆さんに映画をお披露目する前に献花に訪れることができたことはとても意味のあることではないかと思います」と語った。
その後、3人は長崎市内にある活水女子大学内のチャペルに移動し、「画 『遠い山なみの光』 原作朗読会」参加した。
■ストーリー
日本人の母とイギリス人の父を持ち、大学を中退して作家を目指すニキ。彼女は、戦後長崎から渡英してきた母悦子の半生を作品にしたいと考える。娘に乞われ、口を閉ざしてきた過去の記憶を語り始める悦子。