田中と遼河が訪問したのは、千葉県成田市の“スゴイ家”。静かな住宅街を歩くと、目の前に現れたのは、大きな敷地。敷地面積は789平方メートル。508平方メートルもある広大な庭の奥には海外ドラマに出てきそうな家が建つ。遼河は門からのアプローチの長さに驚く。
両開きの玄関扉を入ると、目の前はまるでダンスホールのよう。大きな階段がある吹き抜けで、天井からはシャンデリアが吊り下げられている。約12帖のダイニングキッチンは、趣味の家具で固められており、キッチンはカナダ製で壁付け。ボッシュの食洗機を、キッチンの高さを5ミリ調整してまで入れるというこだわり。階段まわりは回遊式になっており、それぞれの部屋への移動がしやすくなっている。
リビングもシャンデリアがある豪華な雰囲気。アンティークな家具はリサイクル品を上手に活用している。
同市内のアパートで暮らしていた家主一家だが、次女が生まれたことをきっかけにマイホームを計画。住宅展示場の帰りに、輸入住宅のモデルハウスと出合い、夫婦ともにそのテイストが好きということになり、方向性が決まった。
こだわり満載の家だが、家主は住んでみて分かった失敗点として、玄関のドアと階段の位置がズレていることを挙げる。シューズクロークを作ることで、位置がズレてしまったのだと言う。その建築費に、田中は「ええ!?」と驚がくする。
このほか、東京都世田谷区の「オリジナリティあふれる中心に広場がある家」が登場する。