■防災の日に見直す「備えるべき理由」
地震や台風、大雨による水害、そしてそれらにともなう大規模停電――日本に暮らす以上、自然災害のリスクは常に隣り合わせだ。
災害が発生した直後は、物流が止まり、スーパーやコンビニから商品が消えることも少なくない。そんなとき、自宅に備蓄があるかどうかが安心と不安の分かれ道になる。
9月1日の「防災の日」は、自分や家族の命を守るために、備えを見直す絶好の機会。非常食や水、電源やトイレなど“本当に必要なもの”を今一度確認しておきたい。
■一人暮らし向け|最低限そろえたい防災グッズ(3日分)
部屋が狭くても備えやすい「省スペース型」や「多機能タイプ」を中心に、基本の備えを整えよう。
●非常食・保存食
最低3日分(9食分)が目安。アルファ米や缶詰、菓子類など賞味期限が長いものを選ぶと安心。
・尾西食品 アルファ米12食セット
・カゴメ 野菜の保存食セットYH-30
● 飲料水
1日3Lを目安に計9L程度を備蓄。ペットボトルでの備蓄が基本。
・サントリー天然水 2L×6本
●ライト・懐中電灯
暗闇でも使いやすく、電池式やソーラー式がおすすめ。
・GENTOS 懐中電灯 単3電池対応
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B0931Y9HJZ
●モバイルバッテリー
充電手段が限られる中では、ソーラー充電タイプが便利。
・Anker PowerCore Solar 20000
●簡易トイレ
外出ができない状況でも使える凝固剤タイプが主流。
・BOS 非常用トイレ セット50回分
●救急セット・衛生用品
ばんそうこう、消毒液などが入ったコンパクトなセット。
・救急セット 21点セット
●防災リュック(まとめ用)
必要なアイテムがひとまとめになったタイプも便利。
・防災セット 1人用 30点セット(リュック付き)
■ファミリー向け|家族で備えたい防災グッズ(5~7日分)
子どもや高齢者がいる場合は、生活必需品を1週間分を目安にストックしておきたい。家庭内に複数のライトやトイレセットがあると安心。
●非常食・保存食
大人数分をそろえるなら、日数や食数が明確なセット商品が便利。水やおやつも含まれたバランスの良い構成なら、非常時のストレスも軽減できる。
・【防災士監修】非常食 5年保存 7日分セット(MIRAI SAVER)
・非常食7日間満足セット 5年保存・38種類50品
●飲料水
4人家族で1週間なら最低84L。2Lペットボトルで備蓄すると省スペース。
・保存水 5年保存 2L×24本
●ランタン・共有ライト
テーブル置きできるLEDランタンは、停電時にも活躍。
・LED ランタン ソーラー充電式
●モバイルバッテリー
複数人で使えるよう、大容量タイプまたは2台備えたい。
・モバイルバッテリー 50000mAh ケーブル内蔵・4台同時充電対応
●簡易トイレ
ファミリーには100回分程度の備えが安心。共有でも使える衛生的なタイプを。
・トイレの女神PREMIUM(100回分・15年保存)
●救急・衛生用品
風邪・ケガ・感染症に備えて、マスク・手袋・体温計なども備えておきたい。
・救急セット 20点 救急基本セット(F-2485)
・キングジム 災害衛生セット 女性用 HGS-300
●防災リュック(まとめ用)
人数に合わせた大型セットで、持ち出しやすさも確保。
・防災グッズ 非常用持ち出し ご家族(3人~4人)用 ファミリーセット DXセットII
水や食料、簡易トイレ、電源などの防災グッズは、最低でも3日分の備蓄が基本。とくにファミリー世帯では、人数や年齢に応じた備えが求められるため、リュック型のセットや大容量の簡易トイレなども検討しておきたい。防災の日をきっかけに、非常時に本当に必要なものが足りているかを改めて確認し、期限切れや不足があれば早めに補充しておこう。