原作は、“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里氏による小説「能面検事」シリーズ。大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎(上川)は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする。ついた通り名は“能面検事”。不破が、権力者による圧力や組織のしきたりに屈することなく、むしろそれらを圧倒しながら事件の真相を暴いていく痛快なリーガルミステリー。
最終話は、全国の地方検察庁で、模倣犯による爆破事件が頻発する中、不破俊太郎が何者かに刺されてしまう。不破が不在の中、惣領美晴は1人、凶悪犯の事情聴取を行うことに。起訴が迫る中での聴取、そこに現れたのは。通り魔殺人から始まる大阪地検爆破、そして地検での立て籠もり事件の真相…さらにロスト・ルサンチマンの正体。全てが明らかになる。
不破を演じた上川のほか、不破のもとで働く新人事務官・惣領美晴役の吉谷彩子、大阪地検総務課事務官・前田拓海役の大西流星、大阪地検総務課課長・仁科睦美役の観月ありさ、大阪地検次席検事・榊宗春役の寺脇康文のクランクアップ写真とコメントが公開された。劇中では無表情を突き通していた上川は、花束を手に笑顔を見せた。
【コメント】
■上川隆也(不破俊太郎役)
これまでにない3ヶ月を、芝居を続けてきた中で味わったことの無い世界を楽しませていただきました。
■吉谷彩子(惣領美晴役)
惣領の役は表情が変わったり、難しい言葉もいっぱいあったので不安な気持ちもあったのですが、スタッフ皆さんからアドバイスやご指導をいただいたおかげで惣領という役がしっかり出来上がり、最後は自分のものになったなと思いました。ハードなスケジュールと暑い中でしたが本当に現場が明るく笑顔が絶えなくて、毎日現場に行くのがすごく楽しかったです(感涙)。
ぜひ『能面検事 the movie』のオファーお待ちしています(笑)。本当にありがとうございました!すごく楽しかったです。
■大西流星(前田拓海役)
皆さんありがとうございました!短い時間ではあったのですが、初めての事務官役で学ぶことも多く、たくさん勉強をさせていただきました。暑い中での撮影でしたが本当にお疲れ様でした!完成を楽しみにしています。
■観月ありさ (仁科睦美役)
最初から最後まで関西弁に振り回されましたがなんとか乗り越えることができました。現場の雰囲気もとても毎回温かくてリラックスしてお芝居をすることができました。
■寺脇康文(榊宗春役)
早かったですね。スタッフの皆さんが明るくて楽しくてお芝居もやりやすかったです。本当にありがとうございました!