俳優の當真あみが主演を務める、日本テレビ系7月期水曜ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(毎週水曜 後10:00)の第8話が、27日に放送された。

 原作『ちはやふる』はシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画。
2016年、18年に映画化された『ちはやふる-上の句・下の句・結び-』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれた。

 今作は、映画から10年後の世界を描く。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐる(當真)が、顧問として赴任してきた大江奏(上白石萌音)と出会い、成長していく姿が描かれる。そして、全国大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく。

 第8話では、運命の全国大会東京都予選の様子が描かれた。梅園は1回戦で瑞沢に完敗し、敗者復活戦に回った。王者・瑞沢もノーマークだった高校に第1代表の座を奪われ、後日開催の第2代表を決定する敗者復活戦・最終予選に出場する展開に。

 第1代表を逃した瑞沢のエース・折江懸心(藤原大祐)は綿谷新(新田真剣佑)に「俺にもっとかるたを教えてください、先生」と頭を下げる。右手の古傷が再発し左手でかるたをとると主張する白野風希(齋藤潤)は、左利きのめぐるを連れて、かるたの準名人で主治医の真島太一(野村周平)のもとを訪れる。

 一方、奏は東京で予選を戦っている教え子たちのことを想いながら、京都で読手選考会に挑戦していた。かつて高校生だった奏、太一、新らの想いを背負い、めぐるら令和の高校生たちが青春のすべてを掛けて挑む東京都予選が第2幕に向かう。

 第8話で約10年ぶりに『ちはやふる』の世界に帰って来た野村周平は、番組のTikTok公式アカウントにアップされたインタビューにて、演じるキャラクター・真島太一への想いを「準名人まで行けているということは、かるたを頑張って来たのだな」とするも、「名人になりきれていない。
やっぱりまだ新がライバルなんだなみたいなところはあってちょっと楽しかったですね」と、新田が演じる名人・綿谷新への想いと重ねて語っている。

 9月3日に放送される第9話では、敗者復活戦・最終予選が始まり、令和の高校生たちの青春を見届けるために千早、太一ら“瑞沢OB”が最終予選会場に集結。野村vs新田の“代理戦争”となる齋藤vs藤原のライバル対決が幕を開ける。
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