阿部寛主演『俺ではない炎上』、芦田愛菜・藤原大祐・長尾謙杜らの”怪しさ満点の表情“を捉えた場面写真解禁

俳優・阿部寛が主演を務める映画『俺ではない炎上』（9月26日公開）より、阿部演じる山縣泰介を取り巻く、登場人物たちの怪しさ満点の表情を抑えた場面写真が初解禁された。 原作は、第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成の小説『俺ではない炎上』。脚本は、2013年公開の『永遠の0』を担当した林民夫。監督は、第1回木下グループ新人監督賞で、応募総数241作品の中からグランプリに選ばれ、2020年に商業長編映画デビューを果たした『AWAKE』の山田篤宏が務める。 阿部が演じるのは“大手企業のごく普通の営業部長”である山縣泰介。その主人公を取り巻く登場人物には、芦田愛菜、藤原大祐、長尾謙杜、夏川結衣といった、実力派から若手俳優陣が集結した。さらに、三宅弘城、橋本淳、板倉俊之、浜野謙太、美保純、田島令子ら個性豊かな実力派俳優陣が脇を固め、物語に奥行きを与える。 本作は阿部が演じる山縣泰介が、匿名の群衆によってSNS上でこぞって個人情報を特定され、日本中から殺人犯として追いかけ回される逃亡劇。 芦田は、まさに“炎上”の渦中にいる泰介を執拗に追う、謎の大学生・サクラを演じる。芦田は、予告映像では「あんたが、諸悪の根源だからだろうが！」と激しく叫ぶシーンなど今までにないふり幅のある演技を、今回解禁された場面写真では、物語の鍵を握ることを予感させるような、不適な笑みを見せた。 一方、大学生のインフルエンサー住吉初羽馬を演じるのは、『柚木さんちの四兄弟。』（NHK）でドラマ初主演を務め、現在放送中のドラマ『ちはやふる－めぐり－』（NTV）に出演するなど、今注目を集める若手俳優の藤原。SNSを駆使しながら、サクラと共に泰介の行方を追う初羽馬が見せるスマホ画面には一体何が写っているにか。泰介の逃亡劇にどう関わっていくのかも見どころの一つとなっている。 長尾が演じる泰介の取引先企業の若手社員・青江にも目が離せない。若手社員ならではのあどけなさを残しつつも、物語に不穏な空気をもたらす役どころで、場面写真では、どこか影を感じさせる鋭い視線を、車の窓越しに覗かせた。 さらに、泰介の部下・野井を演じる板倉、塩見を演じる浜野の怪しい表情にも注目が集まる。泰介の部下として泰介のご機嫌取りをする野井と塩見だが、その顔は…。果たして、この”怪しい顔選手権“の中に犯人はいるのだろうか。【作品概要】『俺ではない炎上』 （9月26日公開）■キャスト：阿部寛芦田愛菜 藤原大祐 長尾謙杜三宅弘城 橋本淳 板倉俊之 浜野謙太 美保純 田島令子夏川結衣■監督：山田篤宏■脚本：林民夫■音楽：フジモトヨシタカ■原作：浅倉秋成『俺ではない炎上』（双葉文庫）■主題歌：WANIMA /おっかない（unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN）■配給：松竹＜ストーリー＞大手ハウスメーカーに務める山縣泰介は、ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられる。家族も仕事も大切にしてきた彼にとって身に覚えのない事態に無実を訴えるも、瞬く間にネットは燃え上がり、“炎上”状態に。匿名の群衆がこぞって個人情報を特定し日本中から追いかけ回されることになる。そこに彼を追う謎の大学生・サクラ、大学生インフルエンサー・初羽馬、取引先企業の若手社員・青江、泰介の妻・芙由子といった様々な人物が絡み合い、事態は予測不能な展開に。無実を証明するため、そして真犯人を見つけるため、決死の逃亡劇が始まる―――。