映像ディレクター・大根仁氏が4日、都内で行われたNetflixの歴代作品に関わる監督、プロデューサー、俳優といった制作陣が登壇するトークパネルNetflix 10周年記念『Creators' Spotlight(クリエイターズ・スポットライト)』に登壇し、次回作について言及した。

 大根氏は、企画・脚本・監督を務めたNetflixオリジナル『地面師たち』が大ヒット。
次回作について聞かれると、「地面師たちの続編ではありません」と断言。「昨年夏に『地面師たち』が配信されて、2週目くらいで専属契約のオファーがあった。そのときには次何やりましょうかって話をしていて」とし、「前からやりたいと思っていた企画が地面師のほかにもうひとつあって、それが進行中です」と明かした。

 内容については「(これまでは)東京舞台の作品をやってきた、自然環境であり現代でもなく、あるとんでもない敵に立ち向かう男たちの話」とし、「撮影時期も決まっていてキャストとかも決まっていて、準備も大詰めです」と説明。また、「次回作はある巨大な敵に立ち向かう」とし、「NetflixのアメリカのVFX・CGチームとやってくれるということで、その提案に驚いた。いまそのクリーチャーをどうするか話している」と伝えた。

 大根氏が登壇したPart1「実写作品」にはほかに、佐藤信介氏(映画監督)、藤井道人氏(映画監督)、山田孝之(俳優・クリエイター)、高橋信一氏(高=はしごだか/Netflix)が登壇。

 その後実施されたPart2「アニメ作品」には、大塚学氏(株式会社MAPPA 代表取締役社長)、吉川広太郎氏(株式会社トムス・エンタテイメント取締役 上席執行役員)、見里朝希氏(映像作家・アニメーション監督)、根本宗子氏(劇作家・演出家)、山野裕史氏(Netflix)が登壇した。
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